不可能な椅子

(不可能な椅子が、不可能な階段を右回りで上ることで可能な階段に換え、可能な椅子になる)

         

新井画伯より、第12回作品展に向け、課題が出されました
不可能な椅子、可能な椅子、不可能な階段、可能な階段
何れかを作れ」と。

全てを含んだ椅子を作りました

     
       

座面まで 1310mmと高すぎて、座ることが不可能な椅子

         
         
         
     

正面  距離が 940mmと長すぎてのぼることが不可能な階段

     

右側  距離が 1080mmと長すぎて登ることが不可能な階段

         
         
         

後ろ側  距離が 930mmと長すぎて登ることが不可能な階段

     
       

この不可能な階段を、正面

         
         
         
     

右側

     

後ろ側、と右回りに上って行くと可能な階段になり

         
         
     

閉まっている背もたれを回転させ

     

背もたれを開けて座れば

         
         
     

不可能な椅子可能な椅子に変る

     

上にはメガネが付いています

         
         
     

おでこで押すとメガネが下りてきます。

     

この高さから、このメガネを透して見ると
色々なモノが見えてしまいます

         
         
         
     

肘掛に差し替えれば

小さな子供はメガネが届かないので

       
         
         
      色々なモノが写っていたり、消えていますが、合成やトリミングは
行っていません!

撮影場所、パワーありすぎです。

メガネはピッタリフィット

       
   
         

作者:山内まも留。 2009年6月14日撮影。 素材:桑の木、ときわまんさくの木、杉、欅  

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