2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年
1999年 1998年 1997年 1996年 1994年 1993年
名言 | お名前 | コーナー&ページ |
1995年1月号 (vol 34) | ||
サーマルは見つけたところにある! サーマルは有ると思えば絶対にある! |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの こんなことも わからないのか! 第五回 サーマルを探す 78、79P |
パラグライダーパイロットは操縦者であるのと同時にその装置の一部となって 飛行する。肉体的にも精神的にもキャノピーやハーネスなどと共に装備品の一 部として正常に機能することが必要と考える。 |
小野寺久憲 さん |
インストラクター リレーエッセイ21 2つの事故が 教えてくれたこと 102P |
1995年2月号 (vol 35) | ||
パラグライダーって仲間がいなけりゃタダの暗いスポーツだと思うから。 | 高原卓司 さん |
学生フライヤー 特集 61P |
コンペティターにとって、何か致命的な忘れ物をすることほど心を乱すものは 無い。だからいつも装備には注意して忘れ物の無いように心掛けてきた |
松永文也 さん |
欧州一人旅 第一回 PWC編B 70P |
自分の機体を知り尽くして初めて、限界性能を引き出すフライト技術を身に つけることができます。自分の技術を過信することなく、グライダーの性能や、 性能を良く知って初めてパラグライダーを乗りこなすことができるのです。 パラグライダーはすべてそれぞれが異なり、また機体一つ一つを取っても 微妙な違いがあるものです。自分の機体を信頼し、好きになることが、乗り こなすための一番の近道かもしれません。 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの こんなことも わからないのか! パラグライダー スクール裏口入門 第6回 パラグライダーを 乗りこなす 77P |
この頃、足尾エリアで常識を知らない馬鹿が増えつつある。 パラフライヤーではなくてパラノイヤ(誇大妄想狂)フライヤーではないかと思う ほどである。 ツリーランや困難な状況にあるアウトサイドや事故発生時は救出に協力して ほしいのであるが、「あっしには、かかわりございません」とばかりにひたすら 自分のフライトタイミングを気にする馬鹿。非協力的でも自分のフライトの自慢 はランディングいっぱいに響き渡るような大声でしゃべる。 会費も払わずに人一倍、飲み食いしてしかも自分のフライト自慢に終始して 他人のフライト批評に熱心になる馬鹿。 |
茨城県 匿名希望 さん |
PG topia FROM READERS 93P |
1995年3月号 (vol 36) | ||
グライダーって、女の人が靴を探しに行くのと同じでさ、気に入ったのがあって も、フタ開けて見たら残念でしたぁっていうの多いよね。 |
和田野 さん |
軽量フライヤーの ためのカシコい グライダーの 選び方 15P |
だって最初から「ずっと2位狙いだよ。 それまで自分では戦略とは思ってなかったんだけど、ロビーとジンが「2位でい いよ」って言ってたから。ホントに。でも後で考えれば、それが良かったのかなっ て気もするね。つまり、1位になってプレッシャーがかかるとタコるから・・・ってこと |
扇沢 郁 さん |
特別MINI インタビュー 5年目の 日本選手権者 扇沢 郁 29P |
神の意志の存在を知る知性は人をして己を神の子と知らしめ、 他を神の子と知らしめ、敬い、自由と平等の世界を目指す。 知性有る友は集まれ、自由と平等の翼を翔って。 |
エレガンスエナジー アドベンチャー 事業部の広告 34P |
|
確かに最近、飛び過ぎると飽きがあるんですよ。だから、「あ、ちょっと飽きが きてるな」って思うと飛ばないの。飛ばないでいるとね、また無性に飛びたくなる んですよ。そうなったらまた飛ぶの。 |
荻原 光 さん |
新・ 人間クローズアップ 謎のモンゴル人? 荻原 光 46P |
前に全国のショップやスクールを回ったことがあるんだけど、その時気が付い たのは、生徒がそこの親分・・・まぁインストラクターだけど・・・の色に染まって るの。これはホントに笑っちゃう。例えばしぐさとか喋り方とかね。やっぱり教え てる立場の人ってのは生徒に慕われるし、ある程度の尊敬みたいのがあるわ け。カッコイイ人の真似をしたいとかってあるじゃない?そういうのが働くのかも 知れないけどね。スクールによって、教えるインストラクターによってこれだけ 色が出ちゃうんだなーって思った。あれは非常に面白いですよ。 |
荻原 光 さん |
新・ 人間クローズアップ 謎のモンゴル人? 荻原 光 47P |
特別な能力のない中年でも、世界選手権という最高レベルの競技の中で戦え るのがパラグライダーの素晴らしいところです。本気で目指せば、誰でも叶う ことであることであることを知ってほしい。 よく空を飛ぶ夢を見ていました。それが現実になった喜びと感動は、いつまで いろいろなスポーツを見たり、やったりしていますが、パラグライダー以外で |
松原 彪 さん |
世界選手権’95 キャンペーン PART-2 51P |
パラグライダーを売る仕事をしていますが、空を飛ぶという夢も売っている つもりです。 |
長島信一 さん |
世界選手権’95 キャンペーン PART-2 52P |
競技中にゴールを見ずして着地してしまう時は、着地直前のミスが原因ではな い事がほとんどだ。そこで降りてしまう原因となった判断ミスは、実は遥か前に なされてしまっていて、そのミスを冒した時点で既に敗北は決まっているのであ る。それはあたかも詰め将棋と同じで、はたと気が付いた時には否応無い選択 を迫られて、地面へ地面へと近付いていくのである。 |
松永文也 さん |
欧州一人旅 第一回 PWC編C 57P |
変な販売店あれこれ MPGのエンジン等の性能を問合わせたところ「秘密なので教えられない」 と言った。西ドイツ軍御用達エンジンを載せ大モーターユニット。だれが性能も わからん機械に80万円も払うか〜。 『新素材を使用した』と言う謳い文句のパラシューズ。どこの部分にどういう風に |
広島県 電波職人 さん |
PG topia FROM READERS 80P |
眼下に広がる対自然の一体感と3次元空間を無動力で自由に飛べるこの爽快 感、死ぬまでやめられるわけがない・・・。落ちて死のうとも交通事故やガンなど 病気で死ぬよりずっと幸せだと確信して飛んでいる。 |
TEAM TAK 浅野 優 さん |
PG topia FROM READERS 81P |
パラグライダーって一見自由なイメージとは裏腹にひどく日本的なドロドロとした 不自由さを持っている。多分エリア管理という側面で土地と切り離しては考える 事ができないという根本的な制約に問題があるのだろうと思う。でも今までなん とかやってこれたのは皆空が好きだったからだと思う。せめてこの事だけは忘 れないで楽しく飛ぼうね。 |
(M) さん |
編修後記 From Editors 86P |
1995年4月号 (vol 37) | ||
とにかくクロカンっていうのは、そういう記録の狙えるポテンシャルのある日に、 記録の狙えるポテンシャルのある場所にいるということが第一の条件。 そして第二の条件は、そんな記録の狙えるコンデションで失敗しないということ なんだ。そして僕が失敗しないで飛ぶことができれば、それがすなわち世界記 録を出すということになる。 本当にやりたいと思うならば、強い意思を持ってどんどんやること。みんな、どう |
峰岸正弘 さん |
地平線を目指せ! 究極の楽しみ クロスカントリー 大特集 9P |
エリアとして受け入れられ、存続していくためには、何よりも地元の人たちと 良好な人間関係を築くということが重要だし、またそれこそが難しいことなんで す。だから、そうしたことに配慮できないようなフライヤーはクロカンに出てほしく ない。皆が迷惑するだけです。 クロカンこそフライトの最終的な形、究極の楽しみではないかと思っているから |
中野信行 さん |
地平線を目指せ! 究極の楽しみ クロスカントリー 大特集 11P |
誤解のないように書き加えておくと、XC技能証というのは、クロカンでこうした 人様の土地をドカドカと踏みにじることに対する免罪符ではない。こうした社会 的責任の重さを認識し、その上で自己の判断と責任においてクロカンを行うこ とができる能力を持つことを証明されているというに過ぎない。 |
K.ASE さん |
地平線を目指せ! 究極の楽しみ クロスカントリー 大特集 クロスカントリーの 基礎知識 13P |
様々なスポーツには、トレーニングの方法やシステムがあるものですが、最も 新しいスポーツであるパラグライダーには、まだ確立されたものがありません。 特に、パイロット証を手にしてそれからもっと上のレベルを目指そうと思っている 人にとって、適切に指導できる指導者がほとんどいないのが実情です。 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第一回 スポーツ パラグライディング とは 28P |
今回つくづく感じたんだが、ツール・ド・モンブランのような飛行には、 ハイ・パフォーマンス機が一番だね。スピード、旋回性能、滑空比など、性能が 高ければ高いほど安全なんだ。(注:ブイユーほどのテクニシャンに限り!) でも僕は、こうしたフライトの途中でも、自然の美しさには思わず見とれてしまう このゲームは、僕にとって必要なものなんだ。一人、自然の中で自分を見出す |
ピエール ブイユー |
クロスカントリー 大特集:PART−2 ピエール・ブイユー の挑戦 44P |
機体を選ぶ時、自分の技量と比べてワンランク下のものを選ぶことだね。 人間というものは、これがなかなかできないんだ。ハングでも、ほんの一握りの 人達しかこの事実を理解できなかった。ホットなコンペ・グライダーを選んで アーバスにフライトしても楽しくないはずだ。それよりもより安全な機体を選んで フライとすれば、気象条件によっては最新鋭のコンペ機よりも上を飛べるはず だし、何よりも大切なのは、楽しんで飛べることだと思うんだ。これは最も大切な ことで、僕ができる一番のアドバイスだよ。 |
ピエール ブイユー |
クロスカントリー 大特集:PART−2 ピエール・ブイユー の挑戦 45P |
もう一度セッティングし直した。こんな時に一番怖いのは、本当に体力を消耗し きってしまっているのに、肝心の自分がその事に気付かないでいることだ |
松永文也 さん |
欧州一人旅 第5回 PWC編D ファイナル開始 57P |
すらっとした容姿であるのにふくよかな曲線美を持ち、一見鼻が高そうな性格に 見えるのに、性格はまるで大和撫子のように淑やか、気配りのほどは目を見張 るばかりで男の出る幕はない。内に秘めたる力は計り知れないものがあり、 その魅力に取り憑かれたものは寝食も忘れるそうな。昨今の機体は男をふぬ けにする。火遊びは程々がよかろう |
(馬) さん |
編修後記 From Editors 82P |
『インストラクターと仲良くなる』のメリットとしては、早く名前を覚えてもらえ、 いつも注意して見てくれる。必然的にアドバイスも多くなる。 逆にデメリットは、断りきれず、つい物を買ってしまう・・・など。 とにかく、飛ぶ事自体とてもとても楽しい事なのですが、それを取り巻く環境も 楽しいに越した事はありません。 飛んだら飛んだ分だけ上手くなるのがパラグライダーです。 |
岸 正弘 さん |
ヒヨコフライヤー のための ビギナーズページ 第一回 スクールに入ったら 85P |
気分が良いと物事は上手くいきやすいものです。フライトももちろんそうで、 気分をいつもGOODにしていると、良い結果が生まれるようです。 オリンピック選手の使う上級モデルのスキー板をビギナーが履いたとしても |
岸 正弘 さん |
ヒヨコフライヤー のための ビギナーズページ 第一回 スクールに入ったら 86P |
1995年5月号 (vol 38) | ||
もう武勇伝はいらない ところがランディングに着くと、先ほどローターの風で翻弄されていたパイロット が、大きな声で自分のフライトを自慢しているではありませんか。 これを聞いた周りのパイロットは「ほんとかよ?」という呆れ顔だったことでしょう こんな無理をしないで、もっと気楽にフライトを楽しもうという姿勢こそが大切な のです。フライトにヘンなプライドは必要ありません。風と友達になって、フライト を楽しむ余裕を持つこと。これがセーフティーフライトへの早道なのです。 |
西ヶ谷一志 さん |
セーフティーフライト でいこう PART1 セーフティーフライト のための8箇条 8P |
ブレークコードを常に引き過ぎているパイロットは多いですね。 | 潟Wャパーナ 営業部 入澤幸夫 氏 |
セーフティーフライト でいこう PART2 マヌーバ& レスキューリリース トレーニングの実際 11P |
100Km,200Kmごときは、もはやニユースにならない時代になってきたという ことなのだろう。 |
クロスカントリー 最新記録事情 22P |
|
パラグライダーのトレーニングで最も重要なことは、「空中に長くいる」ということ です。当たり前のようですが、多くの人はまだ充分飛べるコンディションである にも関わらず、自分から降りてしまうことが多いように見受けられます。 目的を持ってフライとし、止む無く降りてしまうのは仕方がありませんし、積極的 なフライトで降りてしまった時は、良い経験として価値があります。しかし、 それ以外の理由で自分から降りてしまうのはやめましょう。 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第2回 トレーニング編 その1 27P |
相変わらずリバースライズアップでブレークコードを持ち変えている人が多く、 驚きました。 彼らの言い分は、「ブレークコードが平行の方がコントロールしやすい」とのこと でしたが、それでは逆に、「正しく持っている人がやりにくいか?」というとそんな ことはありません。できない人は、自分は練習していないと言っているも同然な のですから、恥ずかしいと思わなければいけません。 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの 言いたい放題 29P |
我々今一番求められているのは、何と言っても「マナー」である。 最近特に感じる事は、一部の心ないフライヤーのために、多くのフライヤーが 迷惑していることだ。パラフライヤーはその特殊性のために、ともすると、 天狗になりやすく(テオクレノヒトモイル?)、自分がエラく思えてしまうらしい。 自分一人でエラくなるのはかまわないが、他人にゴリオシするのはやめてほしい |
M .HIGASIDA | 春一番 パラ&山菜物語 44P |
ワラビ フライヤー自身がアクの塊みたいなものだから、この程度のアクなんて問題の うちじゃない。 |
M .HIGASIDA | 春一番 パラ&山菜物語 45P |
オオタニワタリ 常に最新鋭のコンペ機にまたがり(?)、そこそこの飛びをする。時折クロカン もどきで山に刺さるが、周りの暖かい愛情で追求されることはない。 たまたま引っかけたサーマルが大きい時は、降りて来た時おしゃべりが止まら ない。少しでも思い当たる節のある人はオオタニワタリは食すべし! |
M .HIGASIDA | 春一番 パラ&山菜物語 46P |
バイクも自転車も好きだったけど、風以外の音が邪魔をする。 「じゃあ、ハングなら風の音しかしないんじゃないか?」それが始めたきっかけ。 実際、初飛びしてみたら、これがやっぱり凄い世界で、空気という誰もその存在 を感じないものの中を自由に泳ぐっていう感覚にすっかり魅せられてしまって、 これは素敵だなと思ってしまったんです。 |
松岡 淳 さん |
続 人間クローズアップ 風と共に生きる人 松岡 淳 49P |
パラ場合は、どちらかというと加減速のない等速度運動が基本になるから、 飛行機やハングよりも、よりその環境や空気の流れが重要なものになってくる んですよ。操作がうまい下手ということよりもね。だって、うまい連中はみんな、 結構空気の流れを使わなければどうしょうもないんだっていうことを知っている でしょ。そこでパラグライダーだからこそ、逆に、より空気の流れを目の当たり にできるっていう部分に感動しちゃったんですよ。 パラグライダーっていうのは空気の流れに敏感なものなので、それこそ10年 やっていようが初めてだろうが、空気の気紛れによって毎日安全だったり毎日 危険だったりしますよね。 スカイスポーツの奥深さみたいなものがわかるようになってきたのは。逆に、 パラグライダーがなかったら、今の僕はなかったと思いますよ。もしハングだけ パラグライダーって、厳密なことを言わなければ、ほぼ等速度運動で動くじゃな |
松岡 淳 さん |
続 人間クローズアップ 風と共に生きる人 松岡 淳 50P |
自分の立場に自信を持って、だけど、遊びは空を飛ぶことで、遊びだから 100%はやりませんって。そういう人がたくさん出てきて、そういう人達から、 それこそあくて、いろんな分野で僕らを楽しませてくれたら、とても嬉しい。 だってほら、皆同じ道具を使っているんだから、等速度運動のか弱い情けない |
松岡 淳 さん |
続 人間クローズアップ 風と共に生きる人 松岡 淳 51P |
コンペティターとして競技に取り組む以上、競技期間中の健康は競技者自身の 責任においてコントロールしなければならない。 |
松永文也 さん |
欧州一人旅 第6回 PWC終了 そして英国へ 52P |
「この高さから落ちて大丈夫なわけないだろ」と思いつつ、「なぜカラビナを外し たんですか?」と木の上で降りてきもせず回収を続けているインストラクターに 向かって言いました。すると返ってきた答えは「はずさなきゃ回収できないでし ょ」私はこの答えにはア然としました。 体を確保せずにカラビナを外したこと、ロープを持っていたにもかかわらず、 講習を受けている方々には、少しでも早く、高く、長く飛びたいという気持ちは |
匿名希望 A・M さん |
PG topia FROM READERS 78P |
最近ワープロばかり使っているせいで、すっかり漢字が書けなくなってしまった 文章を書けば書くほど書けなくなる? これってひょっとしてパラも一緒? あんまりいい機体ばっかり乗っていると、飛び方忘れてしまいますよ。 |
(鹿) さん |
編修後記 From Editors 82P |
1995年6月号 (vol 39) | ||
JHFの規約では、『自己破産した者は会員から外す』という規定になっているん です。しかし、今回は天災ですし、不可抗力で自己破産を余儀なくされるわけ ですから、JHFの役員の方には、その辺を十分考慮した措置を取っていただき たいと思っています。 JHF・川添喜郎氏に確認したところによると、今回は震災の被害を十分考慮し て、異例の措置が取られるようである。 |
西ヶ谷一志 さん |
NEWS&TOPICS 関西エリア・ 気になる大震災の 影響は? 20P |
昨年の夏、数人の麻薬中毒患者にタンデム飛行を体験させてみた。この時の 体験者の感想から判断すると、結果は大成功で、たとえ恐怖感あったとしても 「新しいことにチャレンジし、やり遂げることは可能だ」という『自信』を麻薬中毒 患者達に与えたという。 こういった活動が、彼らの社会復帰の治療方法として受け入れられるのも、 あながち遠い将来のことではないかもしれない。 |
仏クロスカン トリー誌より |
パラグライダーは 麻薬患者を救う? 25P |
テイクオフのタイミングを誤って12時前に飛び立ったパイロット達のほとんどは 高度200m以下だけの、ボコボコした乱れと戦いながらブッ飛んでいき、 この這いつくばるような低高度で12時以降まで生き残るテクニシャンだけが、 読みが鋭い(のは一部で、ほとんどは要領がいい、または臆病な)パイロットと ともに空高く舞い上がるのです。 |
内藤邦裕 さん |
ウエザーブラザーズ の天気は友達 第3回サーマル 気象の基礎 49P |
世界を飛び回るトップコンペティターの峰岸氏に教わった世界最悪の生活とは 「アメリカ人の妻をめとり、日本人の家に住み、中国人の給料をもらって、イギ リス人のコックを雇うこと」だそうだ。 |
松永文也 さん |
欧州一人旅 最終回 語学留学の日々 55P |
ちょっとコワイ話ですが、イントラを始めてから2年目ぐらいの時、生徒さんの後 ろにもう1人の人物が見える事が良くありました。当社営業の森山君の場合も そうでした。彼の背後に烏帽子に鎧・兜姿の武士が空に向かって矢を引いてい るのです。その様子はハッキリとした形でしかもカラー。そして、私の方へ向い てスーと消えていくのです。彼に聞いてみるとどうもご先祖様らしいのです。 彼の業界での活躍の一旦はこんな人に守られているからなのかな、なんて思い ました。スカイスポーツというのは、最終的には感覚のスポーツですから、人に よってはこんな感も現れるのでしょうね。 イントラが「風と天気は申し分ないのだけど、何か嫌な気がするな?」と感じる時 パラグライダーを教えていく楽しさはイントラにしか味わえないものですね。 |
エコー ウインドバレー 袋井 聡 さん |
インストラクター リレーエッセイ 26 74P |
1995年7月号 (vol 40) | ||
寂しがり屋のせいか、どうも一人で飛ぶのは好きじゃない。 同一空域に風船でもいいから飛んでいて欲しいと思うのは筆者だけなのだろうか |
MITRU HIGASHIDA |
きままひとり飛び 海外編・その1 17P |
今回、総勢80名ばかりの人達がJHF関係でお手伝いしてくれたんですが、 そういう人達が実際にこの大会の仕事を通じて体で覚えてくれたこと・・・・ それが未来へ向けての一番の宝物になるんじゃないでしょうかね。 |
岡 良樹 氏 |
世界選手権in九州 キーパーソンに聞く 宴のあと 23P |
トロフィーを集めるのが趣味だという武尾は、ジムカーナとパラグライダーの 大会はよく似ていると語る。 ジムカーナもパラも、いかに集中力を高めて自分の力を出し切るかということが 勝負につながるんですよ。決められたパイロンをイメージの中で正確にトレー スして、より早くゴールに向かうわけですから、時間の差こそあれ、勝つための 方式は一つだと思うんですよ。 強さの秘密ですか?・・・うーむ・・失うモノがナイ! これに尽きますね。 今までのポイントがあるわけじゃないし、成績を維持する必要もありませんから 守りの飛びに入る必要がないんです。 セオリー通りのコースとは少し別のコースを取ることで、他にもアプローチすべき道があったことを 教えてくれる彼の飛びは、御馴染みの顔で競われる大会の中にあって、脅威であり、良い刺激に なっているに違いない。 |
武尾 拓 さん |
人 24P |
パラグライダー競技は人と競うものでなく、ましてや自然と闘うものではない。 与えられたタスクを、その日の自然条件を最大限に自分の知識と技術で利用 して、どうこなしていくかということだと思っています。ですから、ライバルと スピードを競ったり、サーマルや風の状況を無視してフライトすることではない のです。 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第4回 トレーニングコンペ に出よう 32P |
目標は3位だったけど、話になりませんでしたね。3位以内に入るっていうのは 実力と粘りと、あとは運ですね。上位に入っている連中ってのは、必ずって言っ ていいほどクジ引きで先に当たってます。 やっぱり普段の行いをしっかりしておかないと勝てないかも知れませんね。 |
松原 彪 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 44P |
世界選手権に全部出てきて、ハッキリ言って今回ほどフライトするっていうこと に対してワクワクドキドキしない、つまらない、楽しくないっていう大会は他にな かったですね。選手が飛ぶ時に「大丈夫かな」って不安を感じながらテイクオフ していくような大会はないと思うんですよね。ましてや最初の頃から風が強くて、 パラグライダーにとっての限界を越えたような状況でも、構わずオーガナイザー は大会を続けていきましたよね。 そういうパラグライダーの大会ができるコンディションじゃないのに、大会をやっ てしまったというオーガナイザーの態度に対しては、非常に怒りを覚えています それでも大会は大会って考えて望めば良かったんでしょうけど、そうは思えな かった。 |
田中美由喜 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 46P |
時間が足りないということ。いいサーマルタイムを過ぎた時点でタスクが発表さ れて、ざっと考えても・・・例えば66Kmってタスクが設定されたんですが・・・ 飛ぶ時間が3時間半ぐらいしかない。アゲンストの成分もあるし、これは絶対 集中するんだという気持ちがあったし、なるべく余分なことは考えずにいたし。 できるだけ一人になる時間を作ったり、精神的な面ではなるべく気をつけるよう にしていたんです。 |
扇澤 郁 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 46、47P |
やっぱりなんだかんだ言って結局、選手で出ているわけだから、与えられたも のを今とりあえずやるしかないんじゃないのかな、と。 |
長島信一 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 47P |
でも、それじゃぁいけないんじゃないのかな。例えばプレワールドで人が死んだ りとか、今回もケガ人が出たりとか、そういうのが正しい大会のあり方ではない と思うんだよな。それは選手だってハッキリ言うべきだと思うよ。与えられたもの をただやっているだけというのは、俺は間違っていると思うな。 |
松原 彪 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 47P |
飛ぶのは選手個人であるわけだから、別にチームプレーどうのこうのというの はないと思うんですね。 今回、日本チームがこうしていろんな条件でとりあえずは飛べたという中で、 選手だけだったら同じことができたのか、同じ成績が出せたのかというのは、 やっぱり考えなければならない部分だと思うんです。 サポート隊が我々に対して非常にいい環境・・・あなたは飛ぶだけでいいんです よという環境を作ってくれたからだというのを忘れてはならないと思うんです。 チームというのは、そういうものなんですよ。 日本人として出場するけれども、チームとして出場しない。じゃあ「自分でなんで もやりなさい」・・・これは不可能ですよね。 今回日本チームが5位になったというのは、ホントにチーム力、サポート力の 勝利だとも言えるんです。そういう認識って多分、他の人はほとんど持っていな いと思うんです。 |
田中美由喜 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 48P |
たまたま一緒になるだけだよね。長島さんとオレってね、ほとんど一緒のところ を飛んでいるんですよね。だから人が見たらチームフライトしているように見え るかもしれないね。 |
仲亀正幸 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 49P |
いつ出るのかという判断をするのが早いんですよ。一番違うのは、サーマルを 見つけたら、そのサーマルのことはもう考えていないこと。上げるのは当たり前 で、もう次に行くことしか考えていない。 |
長島信一 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 49P |
今回、それが一番勉強になったと思う。彼等のそういう総合的な判断力っての が。技術じゃなくて。技術的にはもう何等変わりないと思うから。 |
仲亀正幸 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 49P |
2〜3年ヨーロッパだけでずっと飛び続けるような選手が出てこないとだめなん じゃないかな。日本の中でいくらトレーニングをしても、限界があるんじゃないか なというのは非常に感じる部分です。 |
松原 彪 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 50P |
僕の飛び方をしていたんじゃ、世界に通用するようにならないんです。 最低、若い人達が僕に勝ってくれなければ、世界に通用するようにならないん です。僕自身も、日本を世界に通用するようにするなら、今までのような飛びは 止めるべきなんです。 今、日本で勝つには、何のプレッシャーもないんです。ただフワフワ浮いてりゃ 勝つんです。 だから僕らが世界に通用するような飛びを、タコってもいいから大会の中ですべ きだと思うんです。僕は今まであまりにも無難すぎて、とにかく優勝して賞金もら ってカップもらって帰ればそれで満足でしたけども、これからは考え方を変える べきなんです。 小野寺さんが一時、そういう飛びを見せてくれたんです、小野寺さんのような飛 び方をしていけば、自分達を越える人達も、さらにそれを越えた飛びができる。 ただ同じような勝ち方をしていたんでは、これからは絶対ダメなんです。 |
仲亀正幸 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 50P |
オーガナイザーがいい大会、いいタスクを作っていくことなんじゃないですか。 選手だけじゃ大会なんかできないんだから、まずそこからなんじゃないですか。 トップだけがゴールするようなタスクじゃなくて、100人いたら50人くらいは |
田中美由喜 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 50、51P |
ゴールする人間がもっといっぱいいれば、楽しみは広がると思います。今、いき づまっているパイロットっていっぱいいますからね。そういう人達をどんなふうに 導いていけるかと言うのが今後の課題だと思いますし。 去年僕自身が参加しておもしろいと思った大会は、みんなパイロンレースなん ですよね。 そういう大会にみんなが参加して、いろんなことを勉強してくれれば、自然に 底辺からレベルが上がっていくんじゃないのかな。 |
長島信一 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 51P |
とにかく「楽しい」大会ができるといいね。最近苦しいのばっかりで、楽しめるの が少ないから。 |
仲亀正幸 さん |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 51P |
今回の大会で上位に入ったのは、コンディションの好き嫌いがなく、早く飛ぶこ とも待つこともできる、オールマイティーにタスクをこなすことができる優秀な パイロットだと思う。 |
トニー ベンダー |
日本チームが語る 世界選手権 in北九州 各国チームリーダー に聞く 第6位ドイツ |
フライト中でも、ふっと目の前に家族の顔が浮かんでくる『ランディングに帰りた い症候群』かかってしまったのは私だけではないと思います。 ところが、最近考え方が変わり、この病気にずっとかかっていた方が幸せなの かもしれないと思うようになってきたのです。 何もそんなにギリギリまで攻めなくてもいいんじゃないか。雲低まで行けなくても 絶対に帰れるところで遊ぶのが当たり前なんじゃないか。そしてフライトした 全員が、笑いながら毎日家に帰れるのが、本当に幸せで、カッコイイことなんじ ゃないかと。 更に言えば、エリアのなかでぶっちぎりのフライトを見せつけるよりも、パラをや らない人にも安心して見せられるフライトをして、歳をとっても飛び続けられるよ うな人生の方が素敵だな、と思えるようになったのです。そんな余裕のあるフラ イトは『鉄砲玉』になりやすい若者でなく、仕事あり家族もありの人こそ似合うと 思うのです。 グライダーのクラブにお邪魔した時、私の教官をしてくれたイアンおじいちゃん |
サンライフPGS 金井 誠 さん |
インストラクター リレーエッセイ27 『ランディングに 帰りたい症候群』 にかかったら 72P |
A・M さんの文面には、何らかのトラブルが発生した時、そのエリアのインスト ラクターに、その責任が全てある、といったニュアンスが感じられますが、 はたしてそうでしょうか。あまりこの問題が昂ずると、初心者のビジターフライト お断りというエリアが続出してしまうおそれがあり、それこそごく限られた人達の スポーツになってしまうのではないでしょうか。 |
山田 功 さん |
PG topia FROM READERS 74P |
つい先日「ねえ、オシッコとンコ一緒にできるでしょ?あれって日本人にしかでき ないワザなんだって。知ってた?」と得意げに言ったら、「お前、シッコとンコを 一緒にできるのかぁ?普通できないぞ!」と即答された。 |
(お) さん |
編修後記 From Editors 78P |
あなたの一番のお気に入りの番組は天気予報になることでしょう。 | 松永文也 さん |
こんなに楽しい パラグライダーの 世界 83P |
1995年8月号 (vol 41) | ||
ここ2年くらいは特に男性と女性のレベルの差が開いてきているように感じてい るとか・・・。彼女はその理由を「男性の方が女性より飛ぶ時間が多いし、機体 選びに関して女性より大胆だからだろう」と推測している。 |
ナタリー ベルジェー |
WORLD NEWS パラグライダー界の スーパーレディ 37P |
旋回中の相手は、お互いに自分の180度未来を飛んでいるのですから、その 状態を良く観察しておけば、一人でセンタリングする時よりもはるかに効率よく 上昇できるはずです。 次に向かおうとしているパイロンの周辺にサーマルがあるのなら、離れたところ |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第5回 競技のための フライト技術 45P |
速く飛ぶためには、速く上げること、余分に上げないこと、素早く決断して同じ所 に決して留まらないこと、上げるなら少しでも先へ行ってから上げること、などを 意識することです。余裕のあるフライトも必要ですが、思い切った決断力と判断 力がスピード・トゥ・フライトの真髄なのです。 「確実に、そして速く」という、一見相反する考え方が、実は「速く動くほど、確実 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第5回 競技のための フライト技術 46P |
皆さんもご存じのように、北九州市を中心にパラグライダー世界選手権が行わ れました。今回ほど不完全燃焼に終わった大会は初めてでした。 しかしながら、どんな条件で、どんな所で飛んでも、強い者は勝つということを教 てくれました。 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第5回 ガンコオヤジの 言いたい放題! 46P |
先駆者達の頑張りで今日の発展があると思います。しかしながらその人達が 指導者として自他共に認めるつもりならば、もっと指導者のプロとしての自覚を 持って欲しい。 筆者が始めた1987年はメーカーのセールスがインストラクターを兼ねており、 実際に飛んで見せる人もいたが、口と理論だけで教える人も少なからずいた。 それでもイントラとして同格であった。 高度な技術を演技して、見せて教えてからP証検定するイントラ、自分では自信 |
滋賀県 匿名希望 さん |
PG topia FROM READERS 65P |
1995年9月号 (vol 44) | ||
競技に参加するうちに何か自分の意志とは違うチグハグなものを感じていた。 競技では決められた時間内に自分の意向とは関係なくフライトをしなければな らない。たとえコンディションが思い通りではなくても、競技に参加する以上は 飛ばなければならない。言葉は悪いが、強制的に飛ばされるようなものだ。 その上、勝利を手にしたいと思うならば、自分が飛ぶことと共に、他のパイロッ トを操作したり、駆け引きをするといったフライトとは別の要素も必要になってく る。こうしたことは精神的に疲れるだけでなく、フリーフライトの本質からも外れ てしまっているように思えてならない。 鳥になりたい という本来の形に戻って、もっともっと自由にのびのびと空を翔 |
ディディエ ファーブル |
欧州で静かに 広がりをみせる CAP 46P |
こうしたビバーク・フライトは自分の普段の生活を盛り上げる活性剤のようなも のだ。もし、競技だけに没頭していたならば、自分は時間もエネルギーも使い 果たしていたかもしれない。でも、こうしてビバーク・フライトをしていると、新しい 刺激が自分の仕事と家族のために使う力を作り出してくれるのだ。 |
ピエール ブイユー |
欧州で静かに 広がりをみせる CAP 47P |
自分にあった大会にトライすることが楽しさの秘訣 | 岡 良樹 さん |
大会って どんなもの? 52P |
もっとライトな感覚で交わりの場として参加を・・・ | 中台 彰 さん |
大会って どんなもの? 53P |
大会は遊ぶもの旅行気分で出掛けよう | 田中美由喜 さん |
大会って どんなもの? 54P |
先日発生した『皇居上空飛行事件』は残念でしたね まったくその通りです。モーターパラには最低限、マナーを守って飛べる人に 乗ってほしい。・・・社会常識をわきまえた上でね。マナーを守って楽しいフライト を心掛けてほしいものです・・・。 |
鈴木一馬 さん |
人間探訪 初回 63P |
あらゆるスポーツでゴールがある場合、その速度を競うのが本来の姿で、 それはパラグライダーの大会でも同じです。しかし、競技の特殊性から誰一人 としてゴールしなくても、ちゃんと順位が付く不思議な競技でもあります。 本来、スピードを競うという意味では、陸上競技の100mやマラソンと同じであ |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第5回 ガンコオヤジの 言いたい放題! 64P |
タスクが発表されたなら、たとえそれが素晴らしく大きなタスクであっても感動し てゴールを夢見ているだけではいけません。タスクが決められた以上、選手は 全力を尽くしてゴールする事を考えなければいけないのです。そして全てがうま くいった時、最初にゴールを通過する栄誉を勝ち取るのが貴方になるのです。 私も大会で下見の時間がないときには、たいてい成績が悪いと決まっています |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第5回 ガンコオヤジの 言いたい放題! 65P |
この業界長い事やっているといろんな人がいます。そこで今回はパラ屋の病気 について私が出会った体験からまとめてみました。 飛びたい病 雨が降ってもエリアにやってくる。そういう日は絶対天気予報は見ないようにな る。又、見ても信用しなくなる。「西風が一時強く」などTVでいうと、うん、2時に なれば風は止むと言い出す。 飛ばない病 末期的には飛べなかった日にほっとするようになってくる。 ねぼすけ病 寝坊してサーマルタイムに間に合わない人。 エリアに近い人がかかりやすい病気の一つ。 おたけび病 テイクオフからちょっと上がっただけで「ひゃっほー」とか「ひょーっ」とか叫ぶ人 普段上がったことがない人ほどかかりやすいようである。 荒れている風の時に静かになるのも、この病気の特徴であり雲に吸い込まれる ものならおたけびから悲鳴にかわる。 ライセンス希望症候群 飛びよりライセンス、空を楽しむ話題よりNP証をまだもらえないとかの話題が 好き。 ねぼけ病 どっかの大会で競技委員長がかかった病気。風がフォローなためテイクオフで グーグー寝てしまった。そのうちアゲンストになっているのにゲートはオープン しない。みんな怖くて起こせないらしい。 みんなの気配で起き、なんで起こさないんだと言う。 ひょうろん症候群 裏山に飛ばされるパラを見て大喜びする。だいじょーぶ、大丈夫?と無線では 言うが心配はしていない。しまいには誰か裏山いかんかのーと期待するように なる。 イントラ病 やたらめったら勝手に誘導する。たとえ相手はイントラでも誘導することもある 他人のフライトをあーだら、こーだら言う。しかし、B級である。 やーこう病 普段からヤーさんぽい乗りのおじさん。いきなりフラットスピンをかまして落ちて 行く。 小物凝り性症候群 アウトドアショップとかディスカウントショップへ行くとツリーラン用にとかあれこ れ小物を買い集める。パラの道具として勝手にいろんな場面を想像ししながら 空想にふけ道具をエリアに持ってきては見せびらかしたりして自慢する。 1万回に1回あるかないかという確率の事でも、それに対応する道具を持つと 安心する。 一般には小物に凝ると飛びが悪くなると言われている。 心臓発毛病 心臓にタワシのような毛が生えている人を言う。たとえ、ラインが切れようが 飛びまくり、降りてこない。危ないので降りてください、との無線にでも「全部切 れるこたなかろ」との返答。 |
飛魔人クラブ 工藤修二 さん |
インストラクター リレーエッセイ28 あなたは 何病ですか? 77P |
朝の笑顔での見送りと、おいしい夕飯があれば亭主は浮気しないってよく聞く けど、これって本当かも。 |
(たま) さん |
編修後記 From Editors 92P |
1995年10月号 (vol 45) | ||
兵庫県の岩屋山でスクーリングをしているタックさんこと只野氏がこう言ってい た。『どんなに風の悪い時でもテイクオフにいると飛べそうな気がしてくるのが 怖い』 確かにその通りである。飛んだことのないコンデションで飛ぶ時、リスク のある風で飛ぶ時、この言葉を思い出して、自分が本当に冷静に判断している のかを考えることにしている。 そして、このときは結構自分が怖がっていることに気が付いた。 |
岩村 誠 さん |
CROSS COUNTRY 東北新記録樹立 海を見た日 75キロXCレポート 34P |
アレックス・ロウイ 彼によれば、上げることよりも『この条件の続く内に』どれ だけ走れるかが大切だった・・・ 『この条件が続く内に・・・』 その言葉が、妙にぴったりくるように思えた。 |
岩村 誠 さん |
CROSS COUNTRY 東北新記録樹立 海を見た日 75キロXCレポート 36,37P |
牧場に人にランディング証明と記念を兼ねて名刺を頂いた。その裏には シンプルにこう書いてあった。『確かに来た!』 |
岩村 誠 さん |
CROSS COUNTRY 東北新記録樹立 海を見た日 75キロXCレポート 37P |
パラやっている人の中には自然志向というかエコロジカルな発想をする人が 結構いるような気がします。ガソリン燃やしてブンブン音たてて飛ぶモーター パラなんて自分はやらない、というふうに考える人ですね。あんなウルサイもの に乗ってられるか、なんてね。 それと、パラやっている人達ってなんかこう、競争意識みたいなものを持ってい るような感じがします。同じサーマルに入ったら一番上に上がったヤツがえらい みたいな。それでみんな必至になって高度稼ごうとするんですね。そうすると エンジンでどんどん上がって行けるモーターパラなんて遊びみたいに見えてしま うわけですよ。パラだってもともと遊びなんですけどね(笑)。その遊びっぽいの がいかん、真面目さに欠けるって感覚のようです。このあたりは日本人の国民 性なのかもしれません。欧米ではこんな感覚はありませんから。 サーマルをつかまえてある程度高度を獲得したらエンジンは切っちゃってもい |
栗原 正 さん |
フライヤー諸君 君をMPGの別世界 に誘惑しよう 47P |
思うような成績はあげられなくても、そこから得るものは普段のフライトからは 決して得ることができない貴重なものばかりです。 成績を左右するのは、機体性能や、技術や運ばかりではなく、むすろそれら より、より大きなファクターはミスをしたかどうかというところが大きいのです。 パラグライダーの競技は煎じ詰めればいかにミスをしないかということかもしれ ません。人間である以上、必ずミスはするのですが、そのミスをいかに早くリカ バリーし、ミスを小さなものにするかということが重要なのです。ミスを取り返そ うと焦って、より大きなミスをしたり、腐って投げやりになったり、精神的な部分 も大きな要素です。ミスをしたらそれは忘れてその時点から最善を尽くすこと が大切です。 競技の本質は早く飛ぶことでも、一番にゴールすることでもありません。 そのフライトで最もよい得点を得ることなのです。 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第7回 競技フライトに 62P |
ランディング場所を探していると、必ず一人や二人はすでに降りているものです それを見ると自分だけではないのだという安心感からすぐそこに降りたくなる ものです。しかし競技で勝敗を分けるのは、そのような自分にいいわけをする 気持ち、「もうあんなに大勢、おりているのだから、もういいか」とか「誰々がも う降りたぐらいだから自分もずいぶん頑張ったなぁ」などという気持ちです。 パラグライダーの競技では、ゴール以外に降りてしまった人は、すでに敗者な のです。まだ頑張っている人だけが、勝者の権利を持っているのです。 私はこれまで何十回というほど大会に出ましたが、いまだかって一度も満足の |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 第7回 競技フライトに 62、63P |
パラグライダーを始めてから空を見上げる回数が増えたという人は多いと思い ます。仕事持ちのパラリーマンの中には仕事に行く前に、あるいは仕事に行く 途中に空を見上げて、あまりの天気の良さに、急に体調が悪くなったり、家族に 不幸がおこってしまったという経験をしているのは筆者だけではありますまい。 |
松田光平 さん |
ウエザー ブラザーズの 天気は友達 弟7回 雲のお話 64P |
「右・・・右・・・、おはしを持つ方の手ですよ〜。鉛筆で字を書く方ですよ〜。 右、右、右〜」・・・ドブーン。もしかして左利きだったのかなぁ。 |
ラ・ムエッテイ 荒井裕悟 さん |
インストラクター リレーエッセイ29 初心に返って ライズアップ 77P |
1995年11月号 (vol 46) | ||
社団法人になったということは、国家に認められた、すなわち文部大臣が 公益性のある団体だと認証したことで、JHFは国家的、社会的認知をもらった 団体として活動ができるようになったとことです。 わかりやすく言うなら、国や地方自治体から対等に相手にしてもらえる団体に なったということですね。これまで行政に対して種々の要望を出しても、無視さ れることが多かったのですが、今後は行政が我々の要望の一つ一つを検討 してくれるわけで、それにより、パラやハングのよりよい環境作りができるよう になったんです。この意義はとても大きいです。 とにかく、振興・普及に努め、日本体育協会などの諸団体に所属し、国体にも 参加できるようなメジャーなスポーツに育て上げたい。 |
川添喜郎 会長 |
INTERVIEW 今年6月10日 JHFが社団法人に 川添喜郎会長 に聞く 21P |
目をつり上げてチマチマ、サーマルなどを探すものではない。精神一到成らざ らん。この道を極むればサーマルなど自ずと向こうからやってくるのであります 「オウム信者ョ、よく見よ、これが本マの空中浮揚じゃ」と・・・・。 おわかりかナ。この高踏たるパラグライダー道なるものが。ようわからんナ〜。 |
パラグライダー 道を極める会 パラグライダー シニア 熟年クラブ |
全国PGクラブ通信 83P |
私が一番気を付けて指導しているのは余裕を持ってフライトするということ。 機体性能やテクニックでどうのこうのできるほど自然は生易しくありません。 パラグライダーが飛べる自然状況は案外狭い範囲だと思います。どうか機体 性能やテクニックで自然を克服しようとしないで欲しいと思います。克服するの ではなく、自然に習って欲しいのです。どうかこの素晴らしい自然を楽しんで 欲しい。飛ばないことも大切だと思います。この素晴らしい翼を通して、大自然 の美しさと厳しさを感じて欲しいと思います。 |
オホーツク スカイスポーツ 振興協会 原田孝夫 さん |
インストラクター リレーエッセイ 30 84P |
*どんなインストラクターがいいのだろう? ガミガミ型 やたら怒鳴りまくって、時折ヒンシュクを買うが、本人は全く何も思っていない時 が多い。ただその時々の感情のおもむくままに、怒鳴り散らして講習をしている だけである。根に持っているわけではないが、生徒を教えているとだんだんもど かしくなってきて、つい怒鳴ってしまうのだろう。このタイプは比較的多いが、 できればもう少し優しく怒鳴ってもらいたいものである。 イケイケ型 多少風が荒れていてもあまり気にしていないようだ。サーマルができるとやたら と「マワセ!マワセ!」と無線でわめき、高く上がることが何よりも大切だと思い こみ、基本的な技術よりただ高く上げることだけをたたき込む。自分自身も、 風がいいと、生徒をほったらかしてソアリングを楽しむ始末。時折自ら大会に 出て少し上位に食い込もうものなら大変・・・! 上達の遅い生徒はほとんど見捨てられた状態で、たまったものではない。 まわりには少し飛びを覚えかけた生徒が腰ぎんちゃくのようにくっついて、 「先生はすごい」と誉めちぎる。こんなイントラに巡り合ったまじめなスクール生 は災難である。 |
気軽に パラグライダーを 体験してみよう 92P |
|
ウンチク型 体はあまり動かないが、かわりに人一倍口が動く。勉強熱心で理論的なので 生徒は大変タメになるが、講習過程が進むにつれて今一つモノ足りなさを感じ てくる。イントラより上を飛べるようになってしまったスクール生の一部はテング になってしまい、暴走してしまうことがある。この中に巻き込まれたスクール生 は大変である。テングになった生徒とイントラの間にはさまって、コロコロと気持 ちが動き、基本技術をキッチリ学ぶより、派手で目立つ行為に走りたがる。 イントラも、ウンチクと同じくらいの技量がほしいところである。 テング型 やたらと威張りたがる。このタイプにかかると、初心者はほとんど眼中に入らな くなる。生徒が少し上手くなってくると、すぐに立場を忘れて勝負を挑み、自分 の方が偉いことを匂わせる。このタイプのイントラと上手くやるには家来になる しか方法はない。 笑うセールスマン型 やたらとニコニコ顔で優しそうに見えるが、スキがあるとすかさずグライダーの PRに余念がない。スクール生は自分の意志とは裏腹に、蜘蛛の網にかかった 蝶のようにぐるぐる巻に・・・。こうなったらもう卒業するまで操り人形になるしか ない。せめて意識だけはしっかり持って、授業料だと思って言われるままに物 を買うしかない。この場合、相手の方が数倍うわてであるから、もがけばもが くほど更にドツボにハマる。 |
気軽に パラグライダーを 体験してみよう 93P |
|
*どんなスクールにもインストラクター泣かせの生徒がいる 勝負にこだわる生徒 少し上手くなってくると、必ずこのタイプの生徒が目についてくる。スポーツで競 いあうのは楽しいことではあるが、ただひたすら勝ち負けにこだわり、楽しむ事 より勝つことに執念を燃やす。大会などで優勝した人などの言うことしか聞かな いようになり、やみくもに上級機に乗りたがる。このタイプはインストラクターも ほぼお手上げ状態になる。 派閥作りに熱心な生徒 どこにでもいる政治家顔負けの『派閥を作りたがるタイプ』。スクール生をうまく 色分けしてグループを作りたがり、自分の派閥に入らない人をのけ者にしてし まう。当然、派閥拡大に乗り出すべく講習もそこそこに走り回る。P証取得まで はみな半人前だと言うことを忘れないで、練習に励んでほしいものである。 下手な人を見下す生徒 このタイプはP証を取得した人にも見受けられるが、自分のうまさを鼻にかけ、 下手な人を見下してしまう。インストラクターよりも高く飛んでしまうと、インスト ラクターでさえ見下してしまい、ほとんど言うことを聞かなくなる。本来、上級者 は初心者を見守ってやるのが筋なのであるが、上には上がいることを自覚して 欲しい。 威張る経営者タイプの生徒 会社でストレスが溜まっているのか、はたまた本当に偉い人なのかは分からな いが、スタッフを怒鳴りつけたり、自分の物差しを強引に押し付ける。インスト ラクターに説教することもしばしば。こうなると手のつけようがなく、当然スクー ルの中での技術取得はほとんどビリに近い。 |
気軽に パラグライダーを 体験してみよう 93P |
|
1995年12月号 (vol 47) | ||
これがOKならば、最初にかかる費用は入会金が50万円と、年会費が10万円 だ。これは「ちょっとした」負担といえるかもしれないが、あなたならば出せない 金額ではない? |
阿施光南 さん |
ちょっと脱線 ちょっとチャレンジ 第3回 XCパイロットに グライダーは 超面白いはず。 その経験は飛びに 絶対役立つ! 63P |
仕事を抜きにして、プライベートな立場で言わせてもらうと、パラで飛ぶために 海外に行くのとは違うような気がします。何ていうか、(パラグライダーは)その 土地とか自然を『発見』していくための道具に過ぎないように思います。 フライトにカリカリしている人って必ずいるでしょ。風待ちの時はもちろん、天気 |
前谷東雄 さん |
人・間・探・訪 第3回 69P |
メンタルタフネス 競技で最後に勝敗を分けるのは、精神力といっても過言ではないでしょう。 いわゆる根性とか、突っ込みとかいう部分ではなく、精神的に負けない気持ち。 強い乱れたサーマルの中で潰されながらも回し続けるためには、技術もさるこ とながら、鍛えぬかれた精神力があってこそです。 パラグライダーの競技は他の多くのスポーツと違って直積的に常に危険と隣り 合わせの部分があることも否定できません。しかし、一流選手の条件の第一は 怪我をしないということに他なりません。アクシデントを回避する技術と、判断力 が不可欠の要素なのです。 |
松原 彪 さん |
ガンコオヤジの スポーツ パラグライディング 最終回 おさらい 71P |
スカイレジャーの人気が高まっている。活動人口はこの5年で約5倍(94年は 約42万人)に達し、その市場規模はおよそ270億円に達すると推計される。 このようなスカイレジャー人気の牽引役はパラグライダーである。アウトドアへ の関心が急速に高まる中で、パラグライダーは「第二のスキューバーダイビン グ」へと発展する可能性を秘めている。 |
ニッセイ 基礎研究所 産業調査部 郷 一尚 研究員 |
TOPICS 加速する スカイレジャー人気 86P |
2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年