パラワールドに載っていた名言集2003

パラワールド公認

  

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2003年1月号  (vol 135)                        
今日、パラグライダーで毎時70Kmの飛行速度に達することは可能だ。しかし
それはぼくが心に描いたパラというスポーツのイメージではない。僕にとっての
パラは、斜面近くを滑空でき、適度な強さのサーマルコンディションでソアリング
できるグライダーなんだ!
ハーネス
パペッシュ
コンセプター物語
第6回     19P
パフォーマンスはどちらかと言えば中央部分に影響される。一方で飛行動作や
安全性は翼端の表面に左右されることが多いんだ。
 飛行中あるいはライズアップ中、この柔軟翼のセルはデザイナーが当初イメー
ジしていたよりも丸くなる。そして振動に伴いそれはフラットになるが、再び丸くな
るセル内の気圧が減少することによって発生するこの振動は、パラグライダーの
パフォーマンスにとって大きなマイナス要因となるんだ。セル内の気圧を一定にし
て翼の形状を安定させるには、リーディングエッジとテイルにピンチを使ってテン
ションを加えることだ。アドバンスは多数のピンチを使っているが、僕らも同じよう
にピンチを使ってこの問題を解決しているよ。
 ジンは比較的平らなグライダーを作るが、セル数を多くしていることで翼の形状
を維持している。アドバンスは翼の中央部セルを翼端よりも大きくして、アーチを
つけている。僕らはその中間を行っている。
 翼の平面形について、理論を公式化することは難しいね。UPは左右対称の
楕円形を使っている。スイングはどちらかと言えば直線的なリーディングエッジ
だし、アドバンスは矢形の平面形を使っている。ただ誰にも共通している傾向が
ある。それは翼端の面積を大きくしてきていることだ。僕は流行や傾向に追従
する気はない。ノバにはノバのゴールがある。そしてそのゴールに達するための
アイデアもある。
ハーネス
パペッシュ
コンセプター物語
第6回     20P
たいていパラグライダーパイロットの視線って水平から上側にありませんか?
これ、人間工学的に見るとちょっと無理があるらしいです。ヒトが普通に座った
姿勢で無理なく見ることのできる視界は、水平から下に45度、水平から上には
約25度。人間はもともと下向きに作業することが多いですからね。
僕は最近コンペ機からDHV1−2のスポーツ機に変えました。いつも潰れないか
ドキドキ上ばっかり見上げていた視線が、人間本来の水平以下の世界に突然
変りました。つまりやっと風景をじっくり見るゆとりが出来たという訳です。
佐川大輔
さん
Que sera sera
       27P
用具って大事じゃない? 用具によって上達がすごく早かったり、遅かったり、
または用具が悪かったために危険な目に遭ってしまったりとかあるじゃない?
快適にスポーツを楽しむためには、良い用具を使うことって重要だとおもうんだよ。
内田浩之
さん
業界のあの人
第3回     56P
良いアイデアって、一社だけが作っていても仕方ないんだ。色んなメーカーがこの
アイデアを使って、この業界全体の安全性が上がる。
 パラ人口が爆発的に増えたその頃は、パラグライダーが出たばっかりで、
スクーリングのノウハウや用具に対する信頼感がまだ出来上がっていなかった。
それでお客さんに飽きられてしまったんじゃないかな。今はだいぶスクーリングの
ノウハウが完備されてきて、用具の安全性も上がってきて。昔よりも簡単に、
安全に飛べる環境が整ってきているんだと思う。それがもっともっと向上すれば、
ボリュームも増えるんじゃないかな。
内田浩之
さん
業界のあの人
第3回     57P
あなたにとっての安全性とは?:未知の世界に踏み入らない、すなわち自分の知らない
ことや場所には立ち入らないと言うこと。

低空での勝負はしない主義だよ。臆病なパイロットと思われるかもしれないけど、
僕にとってはこの方法でいつもいい結果がでるんだ。多分、この考え方はハング
から飛び始めたからそう思うのだろうね。ハングではパラのように低空でねばっ
たりしないからね。
その分、読みと判断力がつくんだ。もしその決断が上手く行かなくても気にしない
次回にチャンスを期待するという、あっさりした気分が必要だと思う。

ジミー
ロワルディ
次世代を担う
コンペティターは
彼だ!    70P
「事前に考える事」が、目標を達成するためのキーワード。
目標があるならば、もしそのチャンスがきたらどうするかをあらかじめ考えておく
だろう。そんな人は、近いうちにそのビックウエーブに乗ることが出来るはずな
のだ。
 知らない、分からないことは、飛んでいて恐怖感として顕れる。本当に訳が分か
らない風のときは、オレは飛ばない。
そして大切なのは、初めて飛んだ日の感動と、飛ぶことに対する思いを、ずっと
忘れないことだと思う。
只野正一郎
さん
サーマル、
つかまえた!
第28回    76P
新聞を読んでいたら「コカイン4.8Kgパラシュートに包み密輸」との記事が目にと
まった。スカイダイバーが密輸でもと思い読み進むと、パラグライダーと書いてあ
る。心配なのは、海外旅行に行った時に厳重チェックが待っているかもしれない
ことだ。キャノピーにいろんなものを詰め込んでいるので空港で開かれたら、しま
うのが大変だし、ちょっと怪しげなものも入れられないゾ
鹿 
さん
From Staffs
       98P
2003年2月号 (vol 136)    
どのメーカーも機体性能を上げながらDHVの数字を落とすことに技術力を傾けて
おり、それがまたマーケットのトレンドになっているわけだ。フライヤーが臨んでい
る一番の要求は機体性能であることは間違いないが、同時に高い性能をも求め
ているのだ。
 滑空性能を落とさずに安全基準を満たすひとつの解決方法が、機体の安定性
重視の方向であった。ハンドリング重視のパイロットからはずいぶん不評であっ
たこの簡単な解決策というのは、ラインを長くして吊り安定を得るという方法であ
る。
またアクセルを踏まなければ本来の性能が発揮できないノーズアップによる手法
も多かった。これらの手法はハンドリングが鈍くなるということである。
中野信行
さん
今後のDHV2の
行方は    24P
一時期、浮きとスピードを稼ぐために、面積の大きい薄翼グライダーの時代があ
った。その後、翼全体の厚みを限界まで高め、さらに翼厚部を後方に移動し、
更なる浮きとスピード、翼安定に貢献する翼効率を上げたグライダーの時代もあ
った。この翼効率を上げる事が出来たことは、翼面積を小さくする事が可能にな
り大き目の翼面荷重の割に浮きも良くなっていたのである。もちろん欠点もある。
翼の厚みが大きいため、中の空気の質量が大きくなることから、翼安定には貢献
するのであるが、いざ機体が暴れた時は大きな動きに陥りやすいということだ。
中野信行
さん
今後のDHV2の
行方は    25P
正しい知識と全体的なぎ技術力の向上のために、インストラクターが担っている
役割は火上に大きいものがあります。。つまり、個々のスクールのレベルを上げ
ることが、パイロット全体のレベルを上げることであり、結果的に事故を防止でき
るのだという考えの基に、新しいシステムが導入されたのです。
指導法で例え話をするならば、人と話をする時は相手の目を見て話をすることは
当たり前のことです。ところがサングラスをしたまま話をするインストラクターがい
たとしたら、そのインストラクションは正しく相手に伝えることができるでしょうか?
クラウス
イルシュイック
インタビユー特集
それぞれの2003年
安全祈願  28P
ランディングに関しては、ドイツ国内では一定のルールがあります。それは「場周
ランディングの原則」とでも言いましょうか。特別な指示やルールがない場合は、
必ず左側場周経路でアプローチに入らなければなりません。
私が日本国内のエリアを視察した限りでは、左場周ランディングが行えないエリア
もあるようです。しかしフライトしている全員が思い思いのランディングアプローチ
を取っている現状は、いつ事故が起こっても不思議ではない環境にあります。
この点は早急に改善した方が良いでしょう。
クラウス
イルシュイック
インタビユー特集
それぞれの2003年
安全祈願  29P
事故のことを考えると、何年も同じことを繰り返しているような気がします。
事故を他人のことだと考えてしまうのでしょうか。それとも過去の事故を忘れてし
まうのでしょうか。事故というネガティブなイメージが、パラグライダーの振興に
及ぼす影響は計り知れません。
岡 芳樹
さん
インタビユー特集
それぞれの2003年
安全祈願  30P
僕の仕事(パラグライダーのリペアー)の面から見ると、以前より修理に入ってくる
パラグライダーはかなり減ってきています。
全体的な流れとしては、無理してまで飛ぶパイロットは減ってきているように思え
ます。それからエリアもしっかり管理して、リスクを避ける動きが出ているようにも
思えますよね。
池田和人
さん
インタビユー特集
それぞれの2003年
安全祈願  31P
つい最近まで、見栄だったのか惰性だったのか、コンペ機に乗っていたんです。
でも、「DHV1−2の機体が良いぞ」と言われて今年の初めに乗り換えました。
恐いモノ知らずの頃は「今年も頑張るぞ!」と気合を入れてましたが、今では
サンデーフライヤーですから「楽しいこといっぱいするぞ!」と。そのためにも、
くれぐれも安全に飛びたいと思います。
佐川大輔
さん
インタビユー特集
それぞれの2003年
安全祈願31、32P
テクニックは買えないから、せめてお金で買える安全は買っておきたい! 小椋正雄
さん
インタビユー特集
それぞれの2003年
安全祈願  32P
もう一つ忘れていけないのが第六感。別に超能力なんて大それたものでなく、
だれにでもある虫の知らせみたいなもの。「なんか気が乗らない」とか「朝、黒猫
が横切った」とかそんなもので充分。無理して飛んでびくびくしていると本当に
大潰れしたりするものです。そんな時は飛ばないに限ります!そもそも僕たちが
空を飛んでいること自体、動機が不純?です。生きるために飛んでいる鳥に比べ
て、なに一つ生産的なことはしていないのですから。
だからこそこのスポーツは五感いや六感を研ぎ澄ませて自然体で飛ぶことが大
切だと思います。大切な情報を得るためと、自然の摂理を作った神様の逆鱗に
ふれないように。
佐川大輔
さん
Que sera sera
       43P
「鵜の真似をする鳥」という諺がありますが、これは普通の鳥が鵜の真似をして、
水に入りおぼれるという意味です。自分の能力や身のほど顧みないで失敗する
人の喩えですね。上手なコンペティターのまねをして失敗するサンデーフライヤー
に当てはまるかもしれません。自分の出来そうにないアクロテクニックとか最新の
コンペのトレンドみたいな情報は「鵜呑み」にしないことが身のためですよね。
佐川大輔
さん
Que sera sera
       43P
スキーでもパラでも、一本滑るなり飛ぶなりした後、その時にアドバイスできること
っていうのは一つだけなんですよ。しかもその人が出来る範囲のことで、確実に
ステップアップになるようなことを。出来ないことを要求するんじゃなくて、出来るこ
とを積み重ねていくことで、技量をアップさせていくという考え方なんですよ。
あとは、必ず良い点を見つけて誉める事も大事ですね。
目黒 敏
さん
業界のあの人
第4回     71P
パラグライダーの業界って、やり方次第でまだまだ成長できると思うんですよ。
来てくれた人に対してスクール側に勘違いがあってはいけないんです。例えば
タンデムなら、高く長い時間飛んであげればお客さんはみんな喜ぶだろうっていう
のはこっちの思いあがりだと思う。初めての人を飛ばせるなら、長くても5分でや
めるべきです。スクールに出来ることって、来てくれた人に出来る限りのことを、
その人に合う形で精一杯提供してあげることだけなんですよね。
目黒 敏
さん
業界のあの人
第4回     71P
昔はパラが遊びのすべてだったけど、今は遊びの中の一つかな。 海野真也
さん
ラブ・パラ
第一回     78P
2003年3月号 (vol 137)    
一般的に僕らは翼内部に過度なテンションを作り上げていたと言うのか、
僕個人の意見か、あるいはどちらかと言えば過度にシステマチックにテンションを
作り上げる傾向があった。
少し説明しよう。翼にテンションを持たせるための一般的な方法は、パネルをピン
チングすることだ。これは翼表面の仕上がりや操作性にはよい効果を生む。
しかしテンションを過度につけると、翼のパフォーマンスを低下させる。
ブレークコードのストロークも短くなる。それはタッキング、翼の振幅、ブレークス
トロークに悪影響を及ぼし、機体の全体的な安全許容能力を低下させる。
だからいかに適切にピンチングするかが、その機体のパフォーマンスにも、安全
性にも、外見上のフォルムの美しさにとっても非常に重要になる。これはグライ
ダーの特性を左右する非常に重要な問題だ。
 僕のデザイナーとしての最初の課題の一つは、これらのテンションを少なくする
こと、あるいはピンチングの数を減らし、他の方法でテンションを生むことだった。
ダニエル
ロリッツ
コンセプター物語
第7回     21P
パラグライダーのデザインで計算できる個所はどこだろう?
一つだけ例を挙げよう。「カルト」は本当にハイパフォーマンスなモデルだったが、
実際に科学者でもある非常に優れたデザイナー(ステファン・ミュラーはヨーロッパ
宇宙局でも働いていた科学者だ)によって計算されて完成したものだ。
そしてある日、ステファンが僕にこう言ったことがある『ブレードは私が計算できる
最大限だったよ。しかし君のフィーリングで作ったトリビューとの方がパフォーマン
スにおいても、安全性においても、すべてにおいて優れていた!』ってね。
 数多くの変化や変形があるのにすべてを計算し尽すことなんて不可能だってこ
とだよ。
ダニエル
ロリッツ
コンセプター物語
第7回     21P
95年頃は、ウエイトレンジを気にして、3Kg程度のウエイトを持っている人もいま
したよね。それで「安定していい」なんて言っていたけど、足の上に重りがあるから
揺れないだけで、3Kg程度のわずかなウエイトでグライダー特性が変ることはあり
ません。テイクオフやランディングで わしいことを考えれば、マイナスなことばかり
です。中途半端にバラスとを持つ必要は全然ないし、どうせ持つなら10Kgくらい
は持たないと、何も変りません。
田中美由喜
さん
田中美由喜が語る
軽量
パイロットへの
フライトアドバイス
         34P
風の強い時は誰だって飛べないのだし、わずかの重さの違いで飛べる飛べない
を論じることの方が危険です。
田中美由喜
さん
田中美由喜が語る
軽量
パイロットへの
フライトアドバイス
         34P
「ニ兎追う物は一兎を得ず」と言いますよね。あまり浮気せずにひたすら「一兎を
待ちぼうけ」の人だけに風の神様はご褒美を与えるかもしれません。
佐川大輔
さん
Que sera sera
       43P
ここに登場の『伝説の営業マン』ってひよっとして・・・・
                                   詳しくは ここをクリック
SASUKE
さん
嗚呼、
懐かしの名機
         79P
2003年4月号  (vol 138)    
うんちく好きな日本人のことだから(多分、うんちくは世界レベルだと思う) 小貝哲夫
さん
出揃った2003年
のDHV1,1−2
グライダー   35P
乗り換えた後に落ちるとかアウトサイドとか事故が起きると思うんです。
それは前に乗っていたグライダーの癖や習慣をそのまま引きずって新しいグライ
ダーに(強引に)当てはめちゃうことで起こるんじゃないかな?
隊員番号
106
枝村篤樹
さん
探検隊の井戸端
会議      40P
誰もが安全に乗れるグライダーと言うのがコンセプトだが、そんな過保護なグライ
ダーにしか乗れないフライヤーが同じエリアで飛ぶとなったら、他のパイロットに
迷惑じゃないかと言うわけだ。
アンドレ
ローズ
渦中の人
アンドレ・ローズ
が吠える!  53P
一番慎重な方法としては、発売されて1シーズンくらい様子を見ながら待ってみて
それでも何ら問題がなく自分の技量にあっていそうだったら購入を決めることだろ
う。消費者としてのプロ意識が求められる時代だ。
アンドレ
ローズ
渦中の人
アンドレ・ローズ
が吠える!  53P
我々が出来ることは、パラ教員の技能をテストパイロット並のレベルにまで押し上
げるようにパイロットを教育することじゃないか? そうすれば機体の認証テストが
なくても、彼ら、教員が生徒にどのグライダーで飛んでいいのか教えることが出来
る。これは大きな発想の転換だ。
アンドレ
ローズ
渦中の人
アンドレ・ローズ
が吠える!  57P
高度という名の代償を払う代わりに、距離という名のご褒美を貰う。ならばやはり
ご褒美は多い方がいいに決まっている。
中川俊也
さん
試乗機の借り方
乗り方&マナー
         34P
大荒れの気象条件でやっと降りてきても、「プカプカ浮いてて楽しそうですね」言わ
れてしまうわけだから。 「何しても、素人目には皆同じ」
鹿 さん 編集後記   98P
自分自身がやりたい事は、できるうちにやりたいですよね。「思い出」という財産は
誰も奪えないのですから。
高村久男
さん
今月の
初心者登場  99P
2003年5月号  (vol 139)    
グライダーの性能が、そのパイロットのフライトの限界と関係があるとは思わない
限界があるとすれば、それはグライダーを操縦するパイロットの能力のせいだよ
たいていの場合、彼らはその機体の持つ飛行性能を充分に引き出すことができ
ない。彼らが機体のパフォーマンスについてあれこれ話すとしても、実際はそれ
が自分たちの望むことではないはずだ。パイロットの大部分は、穏やかに飛行し
て、空中でリラックスした時間を楽しみたいだけなのだ。開発段階で、研究する
対象が滑空性能よりも耐久性や素直な操作性に集中するのはこのためだよ。
アーミン
グラフ
コンセプター物語
第8回     27P
たまに自分はトップパイロットだから他のたいした事のないパイロットに『そこどけ』
みたいな感じでサーマルの中に入ってくる人っているでしょう。そう言うのが本当に
嫌いなんだ。いくらその人が技術的に下手でも、1人の人間として相手を尊重しな
くてはね。     なるほど、さすがに先祖はイギリス紳士!
アントン
ナウデ
次世代を担う
コンペティターは
彼だ!     47P
パラは、身障者が大空を飛ぶ喜びを体験するのには、最適な手段だと思ったよ。
身障者でも、一度、空中で操縦テクニックをマスターすれば、その人は一人前の
パイロットとして、肉体的障害から解放され、自由に空を飛ぶことができる!
身体に障害のあるパイロットが、初めてフライトをした瞬間の反応を見ると、強い
感動で胸が一杯になる! これを見たら、無関心でいられるイントラなんかほとん
どいないだろう!
ジェフ
フォシエ
Stage Hand'Icare
by FFVL
身障者に車椅子で
パラを!    52P
特許上もパラグライダーは公知の乗り物なのです。
パラグライダーにしてもある会社の独占製品だったらDHVみたいな公の認証機関
はおろか、切磋琢磨する製品開発も価格競争も望めないでしょうね。
佐川大輔
さん
Que sera sera
       55P
パラグライダーの魅力は?
下界を見下ろす心地良さ
吉田昌代
さん
アイドル探検隊
         89P
パラグライダーの魅力は?
非現実的な時間をくれるもの。
飛ぶための時間を作るためなら、毎日一生懸命頑張れる。
好みの男性フライヤーのタイプは?
空中で何をやっても良いけど、ケガをしないで降りてくる人。
木村信代
さん
アイドル探検隊
         89P
2003年6月号  (vol 140)    
日本独特の風習で延々と続く挨拶に、最初の間は緊張感を維持していた選手た
ちも少々疲れ気味。
小貝哲夫
さん
Paragliding
Warldo Cup
茨城       6P
競技会は、一部の人のためのもののように捕らえている方もいるかもしれません
が、一つのスポーツを振興するためには、競技会はなくてはならないものなんで
す。ひとつのスポーツのトップと底辺を広げる努力なくして、スポーツの振興はあり
得ない。

今後のスカイスポーツ愛好者になるであろう、子供達にスカイスポーツの面白さを
教え、実際の競技で格好よさを見せてあげるのは、かなり振興として効果的でしょ
う。

世界の一流選手が飛んだ後、同じ風を受けて一般フライヤーが飛べるなどという
競技は他のスカイスポーツにはなく、幸せなことと大変関心しました。

見栄えとしては、気球と同じぐらいインパクトがある。パラにもその素質は充分あり
ますね。見ていて、本当に奇麗さから・・・。

(財)日本
航空協会
角田昌男
さん
ワールドカップ茨城
協奏曲     42P
人が亡くなるということは、全ての人に良くない影響がある問題なのです。私は長
い間それを見てきましたが、「楽しい」という一言でそれを隠してしまう傾向がある
ことに危惧をしてきました。一年間で10名近い方が亡くなっていることは事実で、
こんな狭い日本で起こる死亡事故としては多すぎると疑問を持っています。

現在、日本のパラグライダー環境は、細分化し過ぎてしまい、マニアックになって
きているように感じています。つまりスクール、メーカー、連盟が別々にこのスポー
ツを見つめている。私個人にも反省すべき点が多々ありますが、もっと全体が協
調して、本来のあるべき姿を見つめて行かなくてはならない、そんな時期に我々
はあると強く感じています。

パラグライダーの魅力は「飛んで楽しい」、とってもシンプルなスポーツです。しかし
それだけで済ませては、社会から認知されないで終わってしまいます。私たちが、
将来のために何をするか、社会のために何をしたかが重要だと強く感じています。

ひとりの力は有限でも、たくさんの人間が動くことで必ず良い流れが生まれてくる
と思います。スカイスポーツは個人で遊ぶスポーツですが、ばらばらに活動してい
てはなかなか社会的な認知は得られません。今、その新しい芽が芽生えたのだと
強く感じています。

半谷貞夫
さん
ワールドカップ茨城
協奏曲  42、43P
確かに期待は感じていたし、「地の利」というのはあるかも知れません。でもどこで
開催しても速いパイロットは速く飛ぶ。だからチャンスは平等だと思っています。

只野正一郎
さん
ワールドカップ茨城
協奏曲     43P
パラの世界でも困った人はいます。スクールエリアの小さなサーマル探してカリカ
リ飛び回る自称コンペティター氏は講習生相手に「そこどけよ、コラッ!」とか怒鳴
っています。決死のSATやルーピングもどきでまわりの注目を浴びたい若い衆。
失敗して痛い思いするのは勝手だけどエリア潰されちゃたまりません。自己顕示
欲が強い人達?どれも苦労の割には反感を買っているだけだったりします。
上空ですれ違うフライヤー同士だって相手が目も合わせず、どっちに行くんだか
分からず空中衝突寸前の時もあります。注意散漫な人や他力本願の人、外の社
会とのコミュニケーションを嫌う人とは一緒に飛びたくないです。
「どけどけー」のフライヤー氏ならキャノピーにつりあがった目やキバのある鬼のよ
うな絵を描いて飛んだらどうですかね? きっとみんな進路を譲るでしょうね。
実際、パラグライダーで「どこかでみんなが楽しく飛んでいます」っていう話より「ど
こかで誰かが落ちました」っていう話の方がニユースになります。悲しい現実です
よね。
佐川大輔
さん
Que sera sera
       51P
今回感じたのは、「出店を出すと大会やイベントが盛り上がる!」ということ。
パラグライダーという同じ熱いものを胸に秘めた仲間たちと同じものを頬張る、
その場の空気が一番の隠し味かもしれませんね。
  うさぎちゃん
PRESS 弟19号
         76P
当時世間には「ゼノンは危険なパラだ」という噂も広まっていましたが、その多くは
コンペで強過ぎることに対する妬みやっかみだったかもしれません。
僕自身5年間で一度たりとも落ちたこともなければ大きく潰されたこともありません
SASUKE
さん
嗚呼、
懐かしの名機
         79P
イラクでもシリアでも北朝鮮でも「空はひとつ」ということ。パラの技術が戦争で利
用されることがないように・・・。平和的に、安全に、誰でもパラが利用できれば、
「地球はひとつ」と実感できるのではないでしょうか。
市川夏子
さん
アイドル探検隊
         91P
「座って飛ぶヒーローはいない!」と名言を残しハングの方を選んだ人もいました。 宮田 歩
さん
Q&A    103P
2003年7月号  (vol 141)    
全体のグライダー性能が引き上げられても、いつの時代でもビギナーの技量が
変わることはない。常にビギナーはビギナーであり、安全にトレーニングするため
には、必ずしも高性能なグライダーは適しているとは言えない。

何を選んで、どう飛びたいのか、各パイロットがどう考えたかが重要で、その考え
方はパラグライダーが一層成熟してゆくには不可欠と考える。
休日をぶっ飛ぶことも、夢中になってソアリングすることも、コンペティションやクロ
スカントリーを目指すことも、全てがパラグライダーなのだ。

小貝哲夫
さん
グライダー選びの
基礎知識
2003−04年版
         25P
少ないリスクの中で、より高い飛行性能を持ったモデルに乗ることができるのは
嬉しい限りだが、いい気になってセンタリングをしていると、気が付かぬ間にパイ
ロットが扱えない環境へとグライダーが連れて行ってしまうというケースも見受け
られる。少しずつ石橋を叩いて渡りながら、自分の世界を広げてほしい。
小貝哲夫
さん
適正グライダーの
見つけ方   26P
安定性の確認と安全性の確認は、違うと言うこと。軽い運動や操作からの安定性
の確認は、グライダーの挙動を理解する上で推奨できるが、度が過ぎれば、それ
は安定性確認の試乗ではなく、安全性テストにもなりかねない。他にも言えること
だが、あくまでもそれは試乗機であり、テストグライダーではないことを理解してお
こう。
Tez sato
さん
試乗機の借り方
乗り方&マナー
         34P
あるプロのテストパイロットは、「感じるために必要な時間は、はじめの15分間。
その間に感じた事が全てだよ。それこそが、自分のそのグライダーに対する評価
であり、主観なんだ。長く乗りすぎれば、それは薄れてしまう」という。
Tez sato
さん
試乗機の借り方
乗り方&マナー
         34P
「もっと、もっと」という気持ちでDHV2クラスに乗り換えました。ところが、乗り換え
たことでそれまでの飛びが全くできなくなってしまったんです。
機体の能力に助けられて良いフライトができていたことに気が付きました。
匿名希望
***子
さん
僕のグライダー
選びの失敗談、
苦労話     38P
人生はクロスカントリー! 先は長いので、着陸しないようにがんばって飛び続け
て生きてゆきたいと思っています。
人生がクロスカントリーのようなものだとすれば、仕事や趣味、結婚などのいろん
なサーマルがあり、目標に向かって飛び続けるという夢を繋いでいくという感じで
すか。時々シンクにはまって高度ロスもあるけど、その時、その時に見つけた
一つのサーマルをしっかり上げていれば、いろんな景色が見えてくるという強引な
お話でした。
加賀山務
さん
サーマル、
つかまえた!
第34回    59P
パラグライダーの魅力は、何と言っても何の動力も使わずに、自分の力を風の
コラボレーションによって鳥に生まれ変わる瞬間の感覚。
伊藤 真美
さん
今月の
初心者登場  79P
いよいよ写真雑誌が発売されました。大変な興味と期待を持って雑誌をめくると、
パラグライダーが大きく写り、とても派手で、目を引くページになっていました。
ところが、そのタイトルと文章を読んで、とても驚きました。何と「最新スポーツ・
パラランニング」と書いてあったのです。
パラグライダーという名称に馴染みがなかったためか、あるいはあまりにも飛ば
ないので皮肉って書いたのかは未だに不明です。
岩橋 亘
さん
ズバリ、
コツを教えて!
番外編     80P
パラグライダーは、空中に体一つで浮かんだ状態で、見方によっては非常に高所
恐怖症いじめの拷問器具のようにも見えますよね。
様々な物事に人が恐れを感じるのは自分の身を守りたいという「防衛本能」と、
これは危ないだろうという「想像力」が要因となっていることはお判りでしょう。

パラグライダースクールの中で「高所恐怖症っぽい」生徒と「高い所なんて平気」
な生徒を比べて見ると、結構面白い事になります。
徐々にステップアップして高高度フライトを行うようになってくると、初歩の段階か
ら「恐れ」を克服しながらじっくりと講習を受けてきた「高所恐怖症っぽい」生徒の
ほうが、状況を正しく判断し、無理のないフライトが出来るようになるのです。
パラグライダーというスポーツは身体能力や練習回数をこなして上達するスポー
ツではなく、「状況や気象を正しく理解して、それに合わせて適切に操作する」こと
で上達する、比較的メンタルなスポーツなのです。また、危険な状況に遭遇する可
能性のあるスポーツなので、これを安全に楽しむのに最も適した気質は、自然の
中で謙虚になり「恐れ」を感じ続けることだと考えています。ですから、パラグライ
ダーパイロットの適正として、あなたのように「高所恐怖症なんだけど飛んでみた
い」という方のほうが向いていると思いますよ。

加賀山務
さん
Q&A     83P
2003年8月号  (vol 142)    
僕は技術的解決を考える時、なるべく単純な方法を好むようになった。そして機体
の軽さにも敏感になったね。

複数の異なった工場で生産することも、僕にはできないね!ある日同じメーカー
のものだが、それぞれ違った工場で製造された2機のグライダーを較べてみた
ことがある。何とウィングスパンが25Cmも違っていたよ!
1枚を縫い付ける度に2mmの誤差があったら、出来上がったグライダーはまった
く違ったものになっているだろ?

ペーター
レセック
(マックパラ)
コンセプター物語
第9回     32P
パラグライダー作りで絶対に重要なことは、製品と製造能力の間に、調和を持た
せると言うことだね。例えば、セルを複雑にすると、表面が粗くなるのは避けられ
ない。逆に、せるをシンプルにすることで、翼表面が滑らかになり飛行性能もよく
なる。よく作られた初心者用グライダーが、素晴らしい飛行性能を見せるのはそ
のためだよ。
完璧に仕上げることができないなら、余りに技巧的な構造をデザインしても何もな
らないよ!現在、幾つかのメーカーが、以前よりもシンプルな構造に戻っているの
は、このためだよ。完璧に仕上げることができずに、結局、飛行性能を下げれば
何にもならないからね。
ペーター
レセック
(マックパラ)
デザイナーの
真髄に触れたい!
         34P
他のメーカーのように、エアインテークを塞ごうという誘惑にかられることはないの?
何度か比較滑空テストをした。その結果、エアインテークを塞いでも何も変わらな
いと思えたんだ。今でもエアインテークを塞ぐことは、ぐらいだーに有利に作用す
るよりも不利に作用する場合が多いと思っている。ジンの「ブーメラン」を見てごら
んよ。エアインテークが全部オープンになっている。しかも代表的コンペ機として不
動の地位を維持してるじゃないか?忘れていけないことは、エアインテークをクロ
ーズするときは、完璧な仕上がりを必要とすることだ。
ペーター
レセック
(マックパラ)
デザイナーの
真髄に触れたい!
         35P
グライダーの翼形について話してください
基本的に、僕の翼形は完璧に安定してはいないが、不安定過ぎることもない。
完璧に安定した翼形では、飛行中に何のフィードバックも得られず、余りに受動的
だ。安定し過ぎることもなく、不安定過ぎることもない。その中間の微妙な按配が
必要なのだ。
ペーター
レセック
(マックパラ)
デザイナーの
真髄に触れたい!
         35P
機体の経時劣化についてどんな対策をしていますか?
劣化の話になると、多くの人はポロシティ(空気の浸透性)を話題にするが、実は、
それは主な問題ではないと思う。完全に空気が浸透するキャノピーの古いグライ
ダーが、何の問題もなくフライトしているのをよく見かけるじゃないか。それは翼の
ジオメトリ(幾何学的フォルム)がしっかりしているからだよ。
ペーター
レセック
(マックパラ)
デザイナーの
真髄に触れたい!
         35P
以前よりも速く簡単にタスクをゴールするようになった。しかし現状は、以前でも
可能だったようなタスクを、今もプレーしている。
現在の性能のグライダーだったら、もっと難度の高いタスクを考えつけるだろうっ
て思うね!タスクをもっと困難なものにしたら、選手間の技術の差をもっと簡単に
引き出せるはずだ。そうすれば、リスクや大胆不敵な飛びだけがモノを言うことが
減る。

若手選手は、よく自分たち何か新しいことを生み出していると考えるものだが、
ちょっと振り返っただけでも、それは以前に既に行われていたことが分かるよ。

オリビエ
トップ
Special Interview
8年間の沈黙を
破ってコンペに
カムバックした男
         40P
欲しいものが手に入っても喜びは束の間。今度は不自由な別のモノが気になって
しまうのです。欲深い人間の人生なんて結局ないものねだりの連続なのですね。
昔の武将ががいいこと言っています。「遊びも度重なれば楽しみならず。珍膳も
毎日食らえば甘からず」

趣味は趣味、仕事はお金のため割り切らないとやっていけないようです。逆に考
えれば今の欲求不満が明日への活力になっているのかもしれません。
パラにしてもいつもいつも燻っているからこそ17年も続けていられるのかもしれ
ません。

「健康」って大事ですよね。病気や怪我は予想以上に多くの犠牲を払います。
もちろんすべて「命」あってこそ。「命がけ」のフライトほど馬鹿馬鹿しいものはあり
ません。パラで落ちて死んでしまった友人の魂が浮かばれません。
英国の詩人ミルトンが「心は天国を作り、また地獄を作る」と言っています。

最後にいい言葉がありました。「大海よりもなお壮大なものは大空である。大空よ
りもなお壮大なものは人心である」
あの見事な大海原と晴れ渡る大空よりも壮大なものは自分の心の中の想像力や
可能性だということです。結局、あまり飛びに行けない負け惜しみというか、言い
訳みたいですね!

佐川大輔
さん
Que sera sera
ないものねだり
         51P
何とか機体の性能と気象条件に恵まれてソアリングできるようになって、やっと空
があることに気がついた

「エリアは人」だなあと、最近ますます強く感じています。

初瀬宗子
さん
ゼンコク
インストラクター
エッセイ
僕の思い出エリア
Vol34     95P
マウンテンバイクの講習をママチャリでやるみたいなもんなんですけど・・・」と、
心の中でつぶやくイントラの気持ちもわかってください。

弘法筆を選ばず。しかしキミ達はねぇデコボウなんだから、道具はいい物を選ば
なきゃイカン

せきぐち
やすお
さん
ズバリ、
コツを教えて!
        100P
午後からタンデムだったのですが、インストラクターさんが何か機嫌が悪かったみたいで、全然楽し
くなかったんです。行くたびにああいう思いはしたくないです。どうしたら良いのでしょうか?

インストラクターの「いや〜な雰囲気」というのが、実は気象状況などに起因する
もので、あなたを乗せた機体を安全に飛ばすために全神経を集中していたという
こともありえるのではないでしょうか?
そして飛行中にインストラクターが真剣であるのならば、それはそれで良いことで
はないでしょうか?(ちょっとそのスクールの肩を持ってみました。)
加賀山務
さん
Q&A
        103P
2003年9月号  (vol 143)    
一番重要なのが、安全で操作しやすいことだね。飛行性能はその次だ。
市場にはたくさんの優れたグライダーが出ているが、大切なのは、メーカーが優
れた機体を提供することで、顧客であるパイロットをプロテクトしなければならない
ということだ。
アリ・
カルロス・
プラディ
コンセプター物語
第10回
ソル・グライダーズ
         25P
構造耐久テストは、機体の限界強度を知るために必要だ。しかし、飛行テストに
関しては、メーカーのグライダー開発に何の役にも立っていないね。
飛行テストをもっと単純化すべきだと、つくづく思うね。それ以上の飛行テストに
ついては、メーカーとしての方針の問題だよ。どのメーカーも、自分たちのグライ
ダーを、不適合なパイロットに売りたいとは思わない。私たちのスポーツを駄目に
するからね。

テスト飛行は、開発には不可欠な課程だよ。それに比べて、認証での飛行テスト
は、前にも言ったとおりマーケティングのための手段でしかない。
いくつかのDHV1グライダーが、スパイラルダイブに入る傾向があるとも聞いてい
る。しかし、誰がそんなことを真正面きって、はっきり言えるのだろうか?

アリ・
カルロス・
プラディ
コンセプター物語
第10回
ソル・グライダーズ
         26P
大半は、安全に楽しく飛べるタイプの機体を望んでいると思うよ。認証カテゴリー
で言えば、コンペやアクロやクロカン記録のためのモデルは、マーケティング戦略
か開発テストの目的でしかないよ。私たちメーカーが忘れてはいけないことは、
一般パイロットを大切に育てなければならないと言うことだよ。
ほとんどのパイロットは、ウイークエンドだけあるいは夏のバカンスシーズンだけ
飛ぶ人たちだ。1年間毎週飛んでいるパイロットと比べると、同じ技術レベルに達
するのに3、4年はかかる。しかし、パイロットの90%が、このようなレジャーパイ
ロットたちなのだ。これが市場の現実だ。
私たちの使命は、この万人が楽しめるスポーツを安全に保つことだ。ほとんどの
パイロットは、趣味で飛んでいる。彼らはフライトした日の夕方、五体満足で楽し
い思い出を胸に、家路に着かなければならないのだ。
アリ・
カルロス・
プラディ
コンセプター物語
第10回
ソル・グライダーズ
         26P
悪かったことは、この業界が過去12年間、ちっとも成長しないこと。業界全体の
規模が、12年前とほとんど変わらないのだ。多くのパイロットがパラを始めるが
同時に多くのパイロットが止めてゆく。残念ながら、その責任はメーカー側にもあ
ると思う。セカンドグライダーを買うときにパフォーマンス機選ぶのが、市場の通
例となっているのだ。しかし、現実は、パフォーマンス機やコンペ機を乗りこなす
ことのできるパイロットは、ごくわずかしかいないと言うことだ。その結果、実力に
合わない上級機を買ったパイロットは、苦労しながら飛ぶか、ある日怖い目に遭
うなどして、いつの日か飛ぶ楽しさを忘れ、パラを止めてしまう。もし多くのパイロ
ットが、自分に適したグライダーで飛ぶようになれば、そしてもっと飛行について
学習するようになれば、もっと多くの人々が飛び続けるようになり、私たちの業界
も真に成長すると思う。
過去12年間の停滞は、私たちメーカーの問題だけでなく、パラに関わるパイロッ
ト、スクール、連盟、等々を含めたすべての人々が、今までパラというスカイスポ
ーツを十分に安全なものにしてこなかったことに対する警鐘だよ。私たちは、パラ
をもっと安全で、もっと楽しいものにしていかなければならない!
アリ・
カルロス・
プラディ
コンセプター物語
第10回
ソル・グライダーズ
      26、27P
クローズドセルは、低速での安定を向上させたが、中央セルを見るとそれほどの
アドバンテージは見られない。流行でしかないように思える。それに反して、ダイア
ゴナルセルは、パラにとって真の進化だったと言えるね。
アンドレ・
ロティ
デザイナーの
真髄に触れたい!
一問一答   28P
普段の生活では知りえない人達年齢差関係なく友達になれて楽しい。
でもパラを始めてから今までの友達との関係が薄くなった
彩の国
こまち
佐藤尚美
さん
全国フライヤー
アンケート特集
僕たちのエリアに
遊びに来て! 35P
講習生より長く飛ぶ校長の口癖は「いやぁ、仕事で飛ぶのはつらいねぇ」 二つ森
森 寛子
さん
全国フライヤー
アンケート特集
僕たちのエリアに
遊びに来て! 36P
たとえ平日でも、天気がよければどこからともなく集まってくるパイロットたち、
サラリーマンからサボリーマンへ。岩屋では彼らのことをサボロイドと呼ぶ。
岩屋山
辻本恵一
さん
全国フライヤー
アンケート特集
僕たちのエリアに
遊びに来て! 36P
東向きなので「午前命」 池田山
安川清貴
さん
全国フライヤー
アンケート特集
僕たちのエリアに
遊びに来て! 36P
良いシーズンには週に8日くらい飛べます! 足尾
北野正浩
さん
全国フライヤー
アンケート特集
僕たちのエリアに
遊びに来て! 38P
朝一から夕方まで、信じればそこにサーマルがある。 岩屋山
辻本恵一
さん
全国フライヤー
アンケート特集
僕たちのエリアに
遊びに来て! 38P
フライヤーは「先にテイクオフした人より先に降りてしまうと恥」と思っている人が
多いので、誰かが降りるまでは皆ソアリングを続けてしまう。このため、一見気持
ちよくソアリングしているように見えて、実は「大我慢大会」だったりする。
木島平
前田陽男
さん
全国フライヤー
アンケート特集
僕たちのエリアに
遊びに来て! 40P
彼の残した言葉
無茶して今日この1本を飛ぶよりも、無理しないで、長く一生、飛んだほうがいいよ
藤沢博英
故 藤沢博英氏を
偲んで、
木島平で
追悼フライト  46P
どんなヤツが好き?
誰でも好きだね。私利私欲のために、他人を危険な目に遭わせるヤツ以外はね

競技に勝つのは、自分自身と自分を取り囲む環境に対して、最も謙虚で最も誠実
な人間だと思う。

人はいつも「グッドラック」と言う。そんな時、僕は頭を横に振るだけだ。そう言う人
に限って、良い成績を残せない。どうしてかって?ラック(幸運)など存在しないか
らだよ。僕から言わせれば、神は、世界をそのように設計しなかったのだから・・・

ワールドカップでは、タスクを選手のレベルに合わせて設定する。つまり、ワールド
カップこそが、フライトするのに最も安全な環境だと言える。今年、初めて世界選
手権に参加するが、参加選手のレベルがずっと下がる。事故が起きないか正直
言って心配だよ!

技術の高いパイロットにとっては、コンペ機が最も安全なグライダーだと思うね。
理由は、コンペ機の方がセンシブルだから。僕が経験した大きなつぶれは、
シリアルクラスのグライダーだった。鈍過ぎて、予期できなかったからだ。
コンペ機の優れた滑空性能のおかげで、地面近くを飛ぶことも少なくなった。
最も安全なことの1つは、上昇することだよ。地面は無慈悲に硬いからね。

スコティ
マリオン
新連載
Heiio! Japanese
Flyers!
あのスター選手の
この素顔!   53P
これまでこのシリーズで多くの方がいろいろな形でパラグライダーのフライトにつ
いて書いてきていますが、大切なことの一つに、エリアを判断する能力も数えられ
るのではないかと思います。そのサーマルがどこから来るのか、どうしてここは荒
れているのか、風が変わるのか?等々、いろいろ考えることで、フライトに関する
総合的な力が身に付いてきます。

地元の人のアドバイスを全てを鵜呑みにせず、自分で「なぜか」を考えるようにし
ましょう。

考えながら数多く飛ぶこと。ぶっ飛びでも練習課題はいっぱいあります。
500時間以上飛んだら、やっと初級レベルを卒業というところでしょうか?
と、「考えること」を推奨しておいてから言うのも何ですが、最近のフライヤーは、
頭でっかちになっているような気がします。また教える方も、何かことさら難しく
理論付けしすぎているような気もしています。
パラグライダーのフライトはシンプルに楽しく! でも自分で考えよう。

松原 彪
校長
サーマル、
つかまえた!
第36回    70P
フライト格言集

『回すやつほど良く上がる』

『サーマルはあると思えばある』
そのような意識でサーマルを探していると、どんなかすかなサーマルの兆候も
見逃すことはないでしょう。
人が上がっているからそこへ行く、とかいつもサーマルのあるところでぷかぷか
浮いているだけでは、何千時間フライトしても自分の能力を上げることはできませ
ん。

『人の降りたところにサーマルがある』
ひとが降りているような広い場所は、サーマルのトリガーに最適な条件と言えます

『敗者を見るな』
競技会などですでに降りている人を見ると、安心して自分も降りたくなるものです。
特に、有名な人や上手な人が降りていると分かると、「あの人が降りたのだから」
などと自分に言い訳をしたくなるものです。すでに降りた人はその時点で敗者なの
ですから、惑わされず最善を尽くせという教えです。

  サーマル、
つかまえた!
第36回    71P
私たちのモットーは、今日飛べなくても「明日があるさ」。
鳥がしないことはパラでもしない。
下大薗章
代表
NEWクラブ探訪
弟46回
チームガメラ
いくら空中で長く高くソアリングをしても、テイクオフを失敗したり、ランディングで
転んでしまっては、講習生からの信頼を得ることはできません。
岡田直久
校長
ビギナーのための
テクニカル講座
ズバリ、
コツを教えて!
番外編
初めてのリバース
ライズアップ 100P
2003年10月号  (vol 144)    
個を活かすということは、自分だけが自由に飛んで良いということじゃない。
周囲のことにも気遣い、戦う上で重要な情報を共有したり意見を伝え合う。
大人というのはそう言うものだとね。
半谷貞夫
世界選手権
レポート
チームリーダー
半谷貞夫氏に聞く
          9P
世界の反対側の小さな国(訳者:日本のことかな?)では、ユーザーはグライダー
を一度も点検保守に出さないと聞く。ダイーマを使っていれば、デザイナーとして
気分的に安心だね。
スカイパラ
グライダー
アレクサン
ドル・ポー
デザイナーの
真髄に触れたい!
一問一答
第11回    29P
山の斜面の水はけ・風通し・日当たりの良い果樹園の周りは良いフライトエリア
だったりしますよね。
佐川大輔
さん
Que sera sera
ランチタイム
         58P
クルマの世界ではドイツ車のがっしりとした乗り味が良しとされ、メーカーは地球
規模で生き抜くために、ドイツ車的な車造りを目指す。この流れはパラグライダー
界にも及んでいて、しばし本誌でも取り上げている「欧州統一規格」もその延長線
にある。しかし現状では強大なDHVパワーの前にひれ伏し、売るためにはそれを
受け入れ、ドイツ的な考え方や乗り味を持ったパラグライダーが主流になる。
小貝哲夫
さん
フライヤーのため
のパラワールド
新車情報   59P
普通の商売は経費をどれだけかけてどれだけの利益が出るかですが、JHFでは
1億の予算があって色々活用しているけれど、そうしながらも人口が伸び悩んで
いる、または減っているところを見ると・・・、一般事業から見るとまったく赤点・・・
ですよね。

この連盟の基本は、自由フライトの確保・維持。一番危惧しているのは、モーター
パラの余波で規制がかかったら、山飛びまで自由に飛べなくなってしまうかもしれ
ない。そうならないようにフライトの権利を確保するのが、最低限の事業です。

JHF
常任理事
関谷暢人
業界のあの人
第11回    65P
降下している間は風の向くまま、気の向くまま。その様子は「タンポポの綿毛」の
よう。「ああ、俺はどこに、どんな花を咲かせるんだろう」

最大上昇率は11.6/s。その時のバリオの音は、まさに「欽ちゃんの仮装大賞の
得点掲示板」状態。

JMBルスツ
平岩恒逸
さん
ゼンコク
インストラクター
エッセイ
僕の思い出エリア
Vol36     87P
身に付けた知識や技術を総動員して人生を切り開いていく能力を「情報編集力」
と言うらしい。学校教育の中で評価されるのは「情報処理能力」と言い、記憶を
引き出す能力のことだ。
「情報処理能力」はテストで容易に評価できるが、「情報処編集力」はそうはいか
ない。しかし本当に社会で有用なのは、事象を結びつける能力(これを「関係性」
と言うらしい)だ。これを一般には運と片づけてしまうが、世界大会で上位に入る
のは技術だけでも運だけでも不可能。関係性に強いパイロットが常に勝つのだろ
う。
(こ)
さん
編集後記
         90P
最初は絶叫マシーンと同じみたいに思ってて、「1回やればいいかな」くらいの軽い
気持ちだったんですけど、実際に飛んだらすごく楽しかった!
武田瑞穂
さん
今月の初心者登場
         91P
広い視野を持って、安全なフライトができる人こそ、パイロットと呼ぶにふさわしい。 せきぐち
やすお
さん
ビギナーのための
テクニカル講座
ズバリ、
コツを教えて!
番外編
技能証獲得のコツ
         93P
車の車庫入れで、速度を出して行うドライバーはまずいないでしょう。いくら運転
技術に自信があっても、ゆっくりと徐行し周りをよく見ながら車庫入れを行うはず
です。ランディングのターンはこれに似ているのです。
岸 正弘
さん
できれば避けて
通りたい!
練習生の落とし穴
第10回
ランディングその3
         94P
インストラクターのちょっと高いところから人を見ているような気休め的アドバイス
にも少し抵抗と不安を感じているアナタ。そんなアナタにはパラグライダーが上手
になるための抜群の素質があると申し上げておきましょう。

高高度フライト前の練習生における「ドングリの背比べ」も、小さな違いだけどその
違いをよく理解し、より良いものを判断しようとする姿勢だと考えれば、素晴らしく
向上心のあるパイロット候補生だと捉えることもできるわけです。

飛行中の全ての状況で「飛んでいる」のはパラグライダーの翼であって、乗ってい
る人が努力や体力で飛ばしているのではないのです。
パイロットはパラグライダーが飛ぶのを邪魔しないように適切に操作しているに
過ぎないわけです。逆に適切でない操作や、力が入って過度の操作を行うと、
翼が飛ぶのを阻害して、うまく飛ばないということになるわけですね。

よく「うまい人の飛びを見てイメージを作れ」と言われますが、結構困難だと思い
ませんか?うまい人はそれ程失敗しませんから失敗しないためのコツや教訓も
なかなか得られませんね。ところが、同じようなドングリだとちょっと上手い人から
その「ちょっと」の部分を吸収できるじゃありませんか!それがコツです。
「今の翼に必要な操作」が判るようになれば、それはもう大したもんです。
きっと背の高いドングリになっていることでしょうね。

私の個人的な意見として「力の抜けたイイ飛び方」という一般的な飛び方の他に
「力の入ったイイ飛び」というのがあってもいいと思うんですよね。
ちょっと疲れるかもしれませんが、こんな飛び方目指してみませんか?

加賀山務
さん
Q&A
        95P
2003年11月号  (vol 145)    
パラグライダーを楽しく飛ぼうという人間にとっては、一つの遊び道具ですよね。
だからもう少しカラーリングを楽しく選択できれば良いよね。
乗っていて楽しくて、周囲で一緒に飛んでいても楽しい。
フライヤーは(格好が)汚いやつ多いから、せめてキャノピーくらいはきれいなのが
欲しいね(笑)。
館野利治
隊員
突撃!!
パラグライダー
探検隊
VOI..35
こんなデザインの
キャノピーが欲しい
探検隊員の
井戸端会議  34P
スキーの世界だと上級者とビギナーの違いは、持ち物や着ている物の
カラーリングやデザインでわかるんです。でもパラの場合は、何がなんだか
わからない(一同爆笑)。

ビギナーが同じグライダーだと思って、知らずにコンペ機に付いて行ってしまう。
気が付いたら帰れないとかね。

田中正夫
隊員
探検隊員の
井戸端会議  34P
ヨーロッパでは、蛍光色を使ったパラグライダーがたくさん飛ぶようになって、
生態系が変わったなんて話も聞いたことがあります。
見たこともない派手な動物を見て、野生動物は驚いて逃げ出しちゃったんで
しょうね。(一同納得の様子)
小貝哲夫
隊長
探検隊員の
井戸端会議  34P
集団で一緒に飛んでいる時、相手の機種を見てある程度の動きや技量を予測
するじゃないですか。ところが、最近のデザインだとそれが判断できないんです。
小林 宙
隊員
探検隊員の
井戸端会議  34P
教育は緊急な課題だが、現状は、パイロットたちがすでに自分のやりたいように
多くの馬鹿げたことをやっている! だから、僕は、公式な競技会の存在が、
アクロ教育の組織化を加速化させると思っている。

トップパイロットの中にも湖上でのトレーニングで、彼らの機体が普通の
「飛行状態」から逸脱すると、本当に問題を抱える者が何人かいた・・・
「一般のパイロット」についても、誰もが、パイロット教育に欠陥があることを認識
している。

現状は、一旦、パイロット証を取得すると、誰も自分のパイロット技能をチェック
しようとしない。例えば、僕らは、難しいコンディションの中で如何に操縦するかと
言った本当のコントロールを証明することなく、タンデムパイロットになれる。

デビッド
アイロー
2004年
「アクロバット・ワー
ルドカップ」が開始
その立て役者、
デビッド・アイロー
に聞く     39P
パラの滑空性能とパイロットのフライトテクニックの向上により、移動範囲が以前
では考えられないほど広範囲となった今、山岳遭難は、スコティのようなクロカン
記録を狙うトップクラスのパイロットが直面する落とし穴なのかもしれない。

常に緊張を強いられるワールドカップを転戦している彼にとって、スイスアルプス
での1人だけの挑戦は、大自然の中で自由なフライトを楽しむ絶好のチャンス
だったのかもしれない。しかし、大自然の中で、個人となった人間の存在は余りに
小さくか弱い。今回の出来事は、クロカンに挑戦するパイロットに、遭難に対する
意識改革を促すきっかけも与えてくれた。

佐藤義博
さん
何処に行ったの
スコティ・マリオン
         40P
事故には遭わないと思っていた。自分だけは・・・
「オレってやっぱり上手い?」日々飛ぶたびに心の片隅にある勘違いは、急速に
膨らみ、心を浸食している自分にも気が付いていた。
「たかが低高度」なんて甘い考え故の軽装、たった数本にもかかわらず飛び慣れ
ている、理解しているとの思い違い故の限界を超えたグライダーコントロール。
そしてそこにどんな悪運が立ちはだかろうとも切り抜けられる、自分には事故は
無縁だという大きな勘違い、その日、その瞬間に全ての条件は揃ったのだ。

事故の原因はすべて自分自身の中にある!決して運の悪さではない

佐藤哲也
さん
事故撲滅を
目指して
俺もそうだった・・・
ベテランよ!
初心に戻れ! 45P
全てを運に例え、そして任せて考えることはできない。そう、怪我をしたことは運に
よるモノではないのだ。自分自身の中にこそその原因はある。
「たまたま風が悪かったのではなく、たまたまグライダーが潰れたわけでもない。
そして、たまたま運が悪かったわけでもなく。自分自身が判断し、行動した結果」
ということになるし、考え方を変えるなら「たまたま怪我をしなかっただけ」かもしれ
ない。全てを運や自分以外に任せていたら誰も、そして何も向上しない。
全ての判断は、100%自分自身の中にあるのだ。
『臆病』というキーワードを覆い隠す別の要因が頭を埋め尽したとき、正しい判断
が途切れ、最大のミスをしたのだと今は思える。
佐藤哲也
さん
事故撲滅を
目指して
俺もそうだった・・・
ベテランよ!
初心に戻れ! 46P
臆病さに勝る何かをもって誤ちを犯してしまったと言うことだ。緊張感をもって
慎重でなければならない場面で、臆病さが消えてしまったのかもしれない。
今も全国のパラグライダースクールにおいてたくさんのパイロットが生まれ、
たくさんのパイロット達が着々とキャリアを積み上げている。そして、それとともに
多くのパイロット達の心の中に、『おごり』が巣くっていき、それは無意識に成長を
していくのだ。
キャリアを積んだパイロットほど、他人の声に耳を貸そうとはしないし、ベテランで
あればあるほど、なおさら誰も声をかけてはくれないからだ。
自分の隣にいる人は、あなたが思っている以上に上手くなんかない。
そしてその隣に座っている自分はそれ以上に下手くそである。
佐藤哲也
さん
事故撲滅を
目指して
俺もそうだった・・・
ベテランよ!
初心に戻れ! 47P
スコテイ・マリオンが言っていた言葉を思い出す。「生徒に教えることで一番難しい
のは、技術ではなく、空のスポーツは判断を誤れば怖いものになりうるスポーツで
あるという心構えだ」と。
楽しく安全に飛ぶには、臆病者となり、セオリー通りにフライとすることが基本なの
だ。それが翼を持たない人間が空を飛ぶことを許された条件なのである
編集部追記 事故撲滅を
目指して
俺もそうだった・・・
ベテランよ!
初心に戻れ!
[編集部追記] 47P
ダイエットにはコストが掛かる。これは人間に限ったことではないようだ。 編集部
責任調査
神楽坂研究所
第5回
驚きの新素材が
たくさん!
従来の強者が弱者を吸収する時代から、同等な力を持った、あるいは個別で
活動している企業体同士が協力・連帯を強め、生き残りを模索する時代になって
いる。
ここ数年パラグライダーの性能は向上し、空への窓口は確実に広がっている。
反面、正しい取り扱い方や飛行特性などの情報を伝える手段は、相変わらず
伝言ゲームのような個々の努力に頼らざる得ないのが現状だ。
業界といわれるパラグライダーを生業とするスクールや輸入業者が中心となって
業界団体を設立しようとする試みは過去に何度か起こっているが、これらの試み
は中断、あるいは挫折という結果に終わっている。
フライヤー不在の本来追求すべき活動がないがしろにされた結果ではなかった
のか・・・。
新組織の活動の全ては、未来を見据えて始められる。希薄だった業者間の横の
繋がりが強化され、より良い環境が整うことは、そのまま私たちパラグライダー
愛好家のメリットにつながるはずだ。
  新組織「日本パラ
グライダー協会」は
パラ環境を変えら
れるか?   53P
尊敬するパイロットは?
誰それというのではなく、自分の頭を使って飛んでいるパイロットは、みんな尊敬
している! だって、パラって頭脳でフライトするものだと思うから・・・
どんな人が好きですか?

オープンで、親切で、知的な人が好き。パラのパイロットのように?
ペトラ
クラウソヴァ
Heiio! japanese
Flyers!
あのスター選手の
この素顔   67P
運営する2つのスクールのポリシーは、ずばり『絶対的な基本の習得』
だと言い切る。
「色々なことを学ぼうとする意欲、姿勢は講習生が一番。逆に知識や経験が増え
てくるほど、学ぼうとしなくなってしまう傾向にあるんです。だからその前に、手順
はもちろん、スカイスポーツとしてのパラグライダーとの付き合い方、捉え方の
基本を、習慣的に身につけてもらうようにしています。
パラグライダーって、始めた環境でその後のフライトスタイルまで決まってしまうん
ですよね。
潟Iーバル
スリー代取

水野良信
さん
業界のあの人
第12回
         69P
人それぞれ、腕と考え方が違います。練習するときに自分を信じて、自分の技術
の範囲の中、危ない人の真似をしないように、安全に楽しくパラグライダーのフラ
イトをしてください。FLY HIGH ! FLY FAR ! そして忘れてはいけないことがSAFE
LANDING !
エディ
クマール
サーマル、
つかまえた!
第37回    71P
2003年12月号  (vol 146)    
従来の大会は、一部の競技好きフライヤーが集まる内輪イベントの色彩が強か
った。主催者は競技者のために大会を開き、参加者は自分のために飛ぶ。
だからフリーフライトを主な楽しみとする多くのフライヤーからは理解されない
側面があったのも事実だろう。しかし、競技フライトが従来の狭い殻を破り、パラ
の魅力を広く伝えるイベントとしての取り組みを始めている今、最も身近で効果的
な普及活動のひとつになったとも言えるのではなかろうか。
小貝哲夫
さん
2003日本選手権
in白馬     17P
実際にパラに必要なことは、楽しさと安全だけだということ。いつも飛行性能をア
ップさせる必要は必ずしもないのだ。

理論的に「先鋭的な」高性能プロフィールを使用しても、ベーシックな安定したプロ
フィールを使用しても、あるコンディションでは、非常に小さな違いしか見られない
ということだ。
しかし、これらの2つの異なったプロフィールには、フライト中の快適さや一般的な
安定性について、大きな違いを感じる! このことは、飛行性能をほんの少し
向上するためには、犠牲となる快適さの割合が大きいことを意味している。
僕らは、常に安定性に重点を置いて開発している。持っている知識を活かして
注意深く開発すれば、安定性の向上は、操作性や楽しさと相反するものではない
よ。

ロビー
ウィツトル
コンセプター物語
第12回 オゾン
デザイナーの
真髄に触れたい!
一問一答   43P
DHV1−2クラスの機体では、プロと機の数は、たいてい5機で足りる。それ以上
必要な場合、それは単に準備の話し合いが十分でなかったことを意味するよ。

ロビーもぼくも、本当に「ホットな」マシーン、いわば「戦闘機」とも言えるグライダー
で、選手生活の大部分を闘ってきた。選手のときは、勝利することに焦点を完全
に合わせた。非常にエゴイストになり、ただ自分が最高のパイロットであることを
証明することだけを考えた。かなりアグレッシブだったね。
そのような選手生活を数年間過ごした後で、ここに戻ることは非常な喜びだったよ
飛ぶことを単純に楽しむことを、再発見することがね。

ダヴィッド
ダゴー
コンセプター物語
第12回 オゾン
デザイナーの
真髄に触れたい!
一問一答   44P
オゾンは高性能クラスのグライダーは開発しない。パラ市場は、そんなものを必要
としないと考えるからだ。素晴らしいフライト時間を楽しむために必要な性能は、
既に十分に持っている。君の一番ビックな思いでとなるフライトはどれだろう?
おそらく最初の一本だよ! そのとき、君はもっとスピードが欲しいとか、これとこ
れがあった方がいいとか考えたかい? 答えは「ノー」のはずだ。君は、空を飛ぶ
ことを、単に楽しんでいただけだ。気分よくね。「シンプルな楽しさ」僕らが、
ユーザーである一般フライヤーに再発見してもらいたいのは、これだよ。
ロビー
ウィツトル
コンセプター物語
第12回 オゾン
デザイナーの
真髄に触れたい!
一問一答   44P
テストパイロット個人がそのグライダーを主観で解釈する余地は、ほとんどないよ
そういう人がいるとすれば、これはDHVのテストそのものに無知だということだね。
クラウス
タンズラー
DHVが初めて
応えた!
CENは
どうなるのか?
DHVの方針とは
何か?     46P
DHVはドイツ国内の法律に従うのが当然で、拘束力のない非規制のCENには従う
必要はないと言っているように聞こえる。だとすれば、冒頭でドイツの期待耐久性
で何が必要とされるか尋ねたとき、CENオフィスから直接CEN規定を取得するよう
にという返事、つまりCEN規定と同等だと思える返事は矛盾しているようにも思え
るが・・・。
Yoshihiro
Sato
DHVが初めて
応えた!
CENは
どうなるのか?
DHVの方針とは
何か?     48P
パフォーマンスを追及するのも良いけれど、慎重にフライとしていたあの頃を思い
出そう!
何事も「慣れた時」がいちばん危ない。「空は自分のもの・・・」「キャノピーが自分
の手足のように扱えるっ!」と思い始めた時がその時です。
江本俊信
さん
僕たち・私たちの
安全宣言   50P
安全か安全でないかは、飛ぶ前に80%決まっています。 柏木一実
さん
僕たち・私たちの
安全宣言   50P
飛んでいて怖さを知らないのが一番おそろし〜い。
飛行中に理解不能な気流に遭遇した時はすぐに逃げるようにしているよ。
オバケが怖いのは、訳が分からんから。だから、見えないものや理解できないも
のが一番コワイ!
只野正一郎
さん
僕たち・私たちの
安全宣言   51P
パイロットでもノービスでも、スクールやインストラクター頼りのところが多いのでは
ないでしょうか。
彼らは、スクールの生徒を見ているのであって、決して全てのフライヤーを監視
しているわけじゃない。ここが最初の勘違いだといもいます。
エディ
クマール
僕たち・私たちの
安全宣言   51P
その日が自分にとって楽しんで飛べるかどうか、しっかり考える。
他のフライヤーに対して安易にアドバイスしたり、自分の主観を押し付けないように
岸 正弘
さん
僕たち・私たちの
安全宣言   51P
会話の中で「楽しんで死ねるなら本望」とか言っている方がいますが、冗談じゃな
いですよ。残された人達は大変なんです。
山本昌明
さん
僕たち・私たちの
安全宣言   52P
フライヤーには飛び出す自由はあるけれど、安全に着地する義務もある。 西野力也
さん
僕たち・私たちの
安全宣言   52P
「最初の失敗が最後の失敗」にならないように。 酒井節夫
さん
僕たち・私たちの
安全宣言   53P
時には金よりプライドよりも「安全」を選ぶことの大切さを改めて痛感しました。 城所敏浩
さん
僕たち・私たちの
安全宣言   53P
初心者は入れてません。仮にもスポーツである以上、上達を目指すのは当然のこ
と。初心者の成長の可能性の芽を摘むようなことはしたくありません。
最近ごく一部のメンバーがF1に出始め、見事にぶっ飛び続けています。
コンペで良い飛びをするのも、ぶっ飛ぶのも本人が楽しけりゃ等価値。でもコンペ
でのぶっ飛びトホホ話は格好の酒の肴になります。
それまで漠然としか認識していなかった自分のフライトスタイルがより明確になっ
て『自分はこれでいいんだ』と肯定でき、モチベーションも上がったそうです。
ここでぶっ飛んだら恥だとか、根性なしと思われるかもとか、変な意地を張らない
で気楽にぶっ飛べる。「この一本は話のタネにしてやる〜」と前向きにぶっ飛べる
他のHPや雑誌が、何千mゲインしたとか、XCで何十Km飛んだとかビッグフライト
したとかいうレポが多いのに比べ、ぶ主連ではTOkらLDまでのささやかなフライト
の楽しみを語ったレポが多く、フツーフライヤーが共感できる話が和やかに楽しめ
ると思います。
ぶっ飛びフツーフライヤーこそがパラフライヤーの多数派です。みんなでぶっ飛び
を楽しみましょう。LDに一人降りちゃっても、これからはもう、あなたは一人じゃな
いのです!
AYA・NAO
TAM
NEWクラブ探訪
弟49回
ぶっ飛び主婦連合
         90P
上戸彩の「彼女は英語で a girl」と言う塾?家庭教師のトライの宣伝が目にとまっ
た。アガールと言うだけで、耳についてしまうのは、やはりフライヤーの性?
(鹿)
さん
編修後記   94P
初めてのエリアに行った時に地元のフライヤーに上がる場所や危険な場所を聞
きますが、まず最初にエリアを見て自分で判断してから聞くことをお勧めします。
そこで自分の判断と地元フライヤーの話が一致した時、初めてパイロットの判断
が出来たことになります。
スカイスポーツは、技術1割、判断9割のスポーツです。技術とグライダー性能に
だまされない判断力を身に付けてください。
昆野克昭
さん
ビギナーのための
テクニカル講座
ズバリ、
コツを教えて!
弟10回
オフシーズンに
レベルアップする
      96.97P
あまりネガティブな考えだけでは、なかなか上達もしていかないものです。
一日の中で条件も変わっていきますし、体調も違うものです。うまくいく日もあれば
うまくいかない日もあるんです。ゴルフがそうでしょう。スコアの良い日、悪い日が
当然ありますね?
できないことは承知しつつも、引きずってはいけません。できている自分を発見す
ることです。

先輩練習生にお願いがあります。それは、「にわかアドバイスをしない」ということ
です。「もっとバンクかけて」「もっと走って走って」などというのは、カリキュラムや
成長過程を無視したアドバイスで、発言した人の単なる自己満足にしかなってい
ません。判断していく客観的な現象が全て違ってしまうこともある、そんなスポーツ
がパラなのです。それを大きく踏み違ったアドバイスは、された方にとって何のメ
リットにならないばかりか、大きなデメリットとなってしまうことでしょう。
失敗していたとしても安全の範囲内あればOKなのです。それもまた経験として体
に蓄積していくからです。担当インストラクターから教わって、憧れのパイロットか
らも教わって、同期生からも教わっていたのでは、いつ自分の考えを具現して言
えばよいのでしょうか?ゆっくり考える時間をとってみてもらいましょう。

岸 正弘
さん
実録 練習生の
落とし穴 弟12回
フライト全般
その1     98P
Q:飛んでいて迷子になることはないのですか?
事前に状況確認を行わないパイロットは飛ぶべきではないということですね。
『自分が行方不明になったと思われない努力』、『人に心配をかけないこと』も大切
なパイロットの責任なのです。パラグライダーパイロットは迷子になりにくい割に
『迷子にされやすい』わけです。そのことを意識しながらフライトすることを心掛け
ましょう。
自己の責任においてフライトを行うパラグライダーですが、自分勝手、無謀が許さ
れるスポーツではありません。周囲に迷惑をかけないという大前提で楽しむように
しましょう。
加賀山務
さん
Q&A     99P

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